天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」ヨハネの福音書17章3

【今の時代は「しるし」を求める】

・デカポリス地方からダルマヌタ地方に舟で移動
10すぐ弟子たちと共に舟に乗って、ダルマヌタの地方へ行かれた。

・パリサイ人たちがイエスをためす
11 パリサイ人たちが出てきて、イエスを試みようとして議論をしかけ、天からのしるしを求めた。

・イエスのなげき
12 イエスは、心の中で深く嘆息して言われた、「なぜ、今の時代はしるしを求めるのだろう。よく言い聞かせておくが、しるしは今の時代には決して与えられない」。

・舟で西岸に移動
13 そして、イエスは彼らをあとに残し、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。

【パリサイ人のパン種とヘロデのパン種】

14 弟子たちはパンを持って来るのを忘れていたので、舟の中にはパン一つしか持ち合わせがなかった。
15 そのとき、イエスは彼らを戒めて、「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種とを、よくよく警戒せよ」と言われた。
16 弟子たちは、これを自分たちがパンを持っていないためであろうと、互に論じ合った。

・イエスの質問
17 イエスはそれと知って、彼らに言われた、「なぜ、パンがないからだと論じ合っているのか。まだわからないのか、悟らないのか。あなたがたの心は鈍くなっているのか。
18 目があっても見えないのか。耳があっても聞えないのか。まだ思い出さないのか。

・記憶を呼び覚ます
19 五つのパンをさいて五千人に分けたとき、拾い集めたパンくずは、幾つのかごになったか」。弟子たちは答えた、「十二かごです」。
20 「七つのパンを四千人に分けたときには、パンくずを幾つのかごに拾い集めたか」。「七かごです」と答えた。
21 そこでイエス彼らに言われた、「まだ悟らないのか」。

マルコ8：11-21　(マタイ16：1-12)

・ダルマヌタ地方はガリラヤ湖に面した港、マグダラのマリヤの出身地のマグダラのことであろう。
・天からのしるし、ヨナのしるし、三日目の復活。
・パン種とは罪の象徴、偽りの教え。
・パリサイ人のパン種とはイエスはベルゼブルの力で奇跡を行っている。
・ヘロデのパン種とはヘロデ党の者たちはのローマの支配を歓迎した親ローマ。幼児虐殺、バプテスマのヨハネを殺害した。

記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。