ヨハネの黙示録
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。
口語訳 ヨハネの黙示録1章3
【鉢の裁き 5】
・第5の鉢の裁き
10 第五の者が、その鉢を獣の座に傾けた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ、
11 その苦痛とでき物とのゆえに、天の神をのろった。そして、自分の行いを悔い改めなかった。
ヨハネの黙示録16:10-11
つづく
10節、「獣の国」とは反キリストが支配する世界のこと。そこに暗黒が襲います。
「人々」とは、反キリストに従う人々です。この暗黒には舌をかむほどの痛みが伴います。
エジプトに下った第9の災害との対比(出エジプト10:21-23)21主はまたモーセに言われた、「天にむかってあなたの手をさし伸べ、エジプトの国に、くらやみをこさせなさい。そのくらやみは、さわれるほどである」。22 モーセが天にむかって手をさし伸べたので、濃いくらやみは、エジプト全国に臨み三日に及んだ。23 三日の間、人々は互に見ることもできず、まただれもその所から立つ者もなかった。しかし、イスラエルの人々には、みな、その住む所に光があった。
※イスラエル人の住むところ(ゴシェンの地)は例外でした。
※ダニエル11:41によれば、反キリストの支配から逃れる場所を3つあげています。①エドム、②モアブ、③アモン。ヨルダン川の東にユダヤ人が大患難時代に逃れて行く場所であり、ここには光があるのです。
11節、これほどの苦難にあいながらも、天の神を呪い、罪人たちは悔い改めようとしません。これが罪ある人間の本性なのです。
次回は、第6の鉢の裁き、ハルマゲドンの戦いです。
記事を見てくださりありがとうございます。聖書の中で唯一、祝福が約束されているヨハネの黙示録を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。