天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」ヨハネの福音書17章3

三度目のガリラヤ宣教

【群衆の困窮と働き人の必要】

35 イエスは、すべての町々村々を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになった。

36 また群衆が飼う者のない羊のように弱り果てて、倒れているのをごらんになって、彼らを深くあわれまれた。

37 そして弟子たちに言われた、「収穫は多いが、働き人が少ない。

38 だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい」。

マタイ9：35-38

【十二使徒の派遣】

1 そこで、イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやす権威をお授けになった。

2 十二使徒の名は、次のとおりである。まずペテロと呼ばれたシモンとその兄弟アンデレ、それからゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、

3 ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、

4 熱心党のシモンとイスカリオテのユダ。このユダはイエスを裏切った者である。マタイ10：1-4、　(マルコ6：7)

【使徒たちに語った内容】

・ユダヤ人にだけ語れ。　マタイ10：5-6
・「天国が近づいた」と宣べ伝えよ。　マタイ10：7
・使徒たちに病のいやしと悪霊を追い出す権威を与える。　マタイ10：8
・旅の費用を心配をするな。　マタイ10：9-10、(マルコ6-8-9)
・ふさわしい人の家に泊まれ。　マタイ10：11-13、(マルコ6：10)
・不信仰の場を去るときは足のちりを払い落とせ。　マタイ10：14-15、(マルコ6：11)
・迫害への警告。16「わたしがあなたがたをつかわすのは、羊をおおかみの中に送るようなものである。だから、へびのように賢く、はとのように素直であれ。」　マタイ10：16-23、(マルコ13：9-13)
28「また、からだを殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のあるかたを恐れなさい。」マタイ10：24-33、(ルカ12：4-7)
・イエスを告白せよ。32-33「だから人の前でわたしを受けいれる者を、わたしもまた、天にいますわたしの父の前で受けいれるであろう。しかし、人の前でわたしを拒む者を、わたしも天にいますわたしの父の前で拒むであろう。マタイ10：32-33、(ルカ12：8-9)
・拒否の結果　家族との敵対関係。マタイ10：34-37、(ルカ12：51-53)
・十字架の道。　38-39「また自分の十字架をとってわたしに従ってこない者はわたしにふさわしくない。自分の命を得ている者はそれを失い、わたしのために自分の命を失っている者は、それを得るであろう。」マタイ10：34-39、(ルカ14：26-27)
・信じる者への報い。　「あなたがたを受けいれる者は、わたしを受けいれるのである。わたしを受けいれる者は、わたしをおつかわしになったかたを受けいれるのである。預言者の名のゆえに預言者を受けいれる者は、預言者の報いを受け、義人の名のゆえに義人を受けいれる者は、義人の報いを受けるであろう。わたしの弟子であるという名のゆえに、この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は、よく言っておくが、決してその報いからもれることはない」。マタイ10：40-42

【使徒派遣後の宣教の旅】

1イエスは十二弟子にこのように命じ終えてから、町々で教えまた宣べ伝えるために、そこを立ち去られた。　マタイ11：1

イエス様が同行しない初めての使徒派遣。使徒たちへ語った内容を全部お伝えしたかったのですが長いため、サブタイトルと気になる聖句だけを書きました。

記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。