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天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」 ヨハネの福音書17章3

【ピリポ・カイザリヤでの出来事】


・イエスの質問
13 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。

・弟子たちの回答
14 彼らは言った、「ある人々はバプテスマのヨハネだと言っています。しかし、ほかの人たちは、エリヤだと言い、また、エレミヤあるいは預言者のひとりだ、と言っている者もあります」。

・再び弟子たちに質問する
15 そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。

・ペテロの信仰告白
16 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。
17 すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。

・教会設立の約束
18 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。

・ペテロへ特権を与える
19 わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」。

・弟子たちに口止めする
20 そのとき、イエスは、自分がキリストであることをだれにも言ってはいけないと、弟子たちを戒められた。

・苦難と死とよみがえりの予告1
21この時から、イエス・キリストは、自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえるべきことを、弟子たちに示しはじめられた。

・ペテロがイエスをいさめる
22 すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめ、「主よ、とんでもないことです。そんなことがあるはずはございません」と言った。

・イエスがペテロを叱責する
23 イエスは振り向いて、ペテロに言われた、「サタンよ、引きさがれ。わたしの邪魔をする者だ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。

・イエスに従う者の道
24 それからイエスは弟子たちに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。
25 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを見いだすであろう。
26 たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。
27 人の子は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう。
28 よく聞いておくがよい、人の子が御国の力をもって来るのを見るまでは、死を味わわない者が、ここに立っている者の中にいる」。

マタイ16:13-28 (マルコ8:27-38、ルカ9:18-27)

つづく

ピリポ・カイザリヤは神パンの偶像崇拝が行われていた場所。
この村々は「地獄の門」として知られていた。
ペテロの信仰告白により教会設立の約束と天国の鍵すなわち権威をお与えになった。
「つなぐ」と「解く」はペアになっている。
司法上は有罪か無罪を意味する。
律法上では禁止と許可を意味する。

この時からイエスは十字架の道を意識して、苦難と死とよみがえりを弟子たちに話すようになった。
十字架の死はこの時からおよそ半年後である。
ペテロはサタンの影響を受けた。神の御心より人間の思いが強いとサタンの影響を受けやすいことを学んだ。


イエスに従う者の道は、イエスのすべてを信頼し、心の王座をイエスに明け渡すことだと思う。


記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

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