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天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」ヨハネの福音書17章3

【中風の人をいやす】


17 ある日のこと、イエスが教えておられると、ガリラヤやユダヤの方々の村から、またエルサレムからきたパリサイ人や律法学者たちが、そこにすわっていた。主の力が働いて、イエスは人々をいやされた。

18 その時、ある人々が、ひとりの中風をわずらっている人を床にのせたまま連れてきて、家の中に運び入れ、イエスの前に置こうとした。

19ところが、群衆のためにどうしても運び入れる方法がなかったので、屋根にのぼり、瓦をはいで、病人を床ごと群衆のまん中につりおろして、イエスの前においた。

20 イエスは彼らの信仰を見て、「人よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。

21 すると律法学者とパリサイ人たちとは、「神を汚すことを言うこの人は、いったい、何者だ。神おひとりのほかに、だれが罪をゆるすことができるか」と言って論じはじめた。

22 イエスは彼らの論議を見ぬいて、「あなたがたは心の中で何を論じているのか。

23 あなたの罪はゆるされたと言うのと、起きて歩けと言うのと、どちらがたやすいか。

24 しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威を持っていることが、あなたがたにわかるために」と彼らに対して言い、中風の者にむかって、「あなたに命じる。起きよ、床を取り上げて家に帰れ」と言われた。

25 すると病人は即座にみんなの前で起きあがり、寝ていた床を取りあげて、神をあがめながら家に帰って行った。

26  みんなの者は驚嘆してしまった。そして神をあがめ、おそれに満たされて、「きょうは驚くべきことを見た」と言った。


ルカ5:17-26 (マタイ9:1-8、マルコ2:1-12)


中風の人は治していただくためにやってきましたが、大勢の人がいて中に入れず、屋根の瓦をはいで天井を壊してまで治していただきたいとの思いが伝わってきました。

律法学者とパリサイ人の宗教的指導者は、イエス様が彼らの信仰を見て、「人よ、あなたの罪はゆるされた」と言ったことに対して、罪をゆるすのは神だけしかいないとぶつくさ心で言っていたのです。

イエス様は彼らの心を見抜かれていました。彼らにご自身の罪をゆるす権威を見せつけました。スカッとしました。

中風の人は即座に罪ゆるされ、病もいやされ、神をあがめて家に帰っていきました。

記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

聖書絵本を全国の書店に並べられることが夢です。沢山の人々にまことの神を知ってもらいたいとの思いで作成しました。神の働きにサポートしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。