見出し画像

天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」

 ヨハネの福音書17章3

【祈りに関する教え】

1 また、イエスは失望せずに常に祈るべきことを、人々に譬で教えられた。

・やもめと裁判官のたとえ
2 「ある町に、神を恐れず、人を人とも思わぬ裁判官がいた。
3 ところが、その同じ町にひとりのやもめがいて、彼のもとにたびたびきて、『どうぞ、わたしを訴える者をさばいて、わたしを守ってください』と願いつづけた。
4 彼はしばらくの間きき入れないでいたが、そののち、心のうちで考えた、『わたしは神をも恐れず、人を人とも思わないが、
5 このやもめがわたしに面倒をかけるから、彼女のためになる裁判をしてやろう。そしたら、絶えずやってきてわたしを悩ますことがなくなるだろう』」。
6 そこで主は言われた、「この不義な裁判官の言っていることを聞いたか。
7 まして神は、日夜叫び選民のために、正しいさばきをしてくださらずに長い間そのままにしておかれることがあろうか。
8 あなたがたに言っておくが、神はすみやかにさばいてくださるであろう。しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」。


画像1

・パリサイ人の祈りのたとえ
9 自分を義人だと自任して他人を見下げている人たちに対して、イエスはまたこの譬をお話しになった。
10 「ふたりの人が祈るために宮に上った。そのひとりはパリサイ人であり、もうひとりは取税人であった。
11 パリサイ人は立って、ひとりでこう祈った、『神よ、わたしはほかの人たちのような貪欲な者、不正な者、姦淫をする者ではなく、また、この取税人のような人間でもないことを感謝します。
12 わたしは一週に二度断食しており、全収入の十分の一をささげています』。

・取税人の祈りのたとえ
13 ところが、取税人は遠く離れて立ち、目をにむけようともしないで、胸を打ちながら言った、『神様、罪人のわたしをおゆるしください』と。

・神に義とされた者
14 あなたがたに言っておく。神に義とされて自分の家に帰ったのは、この取税人であって、あのパリサイ人ではなかった。おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。

ルカ18-1-14

つづく

記事を見てくださりありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

聖書絵本を全国の書店に並べられることが夢です。沢山の人々にまことの神を知ってもらいたいとの思いで作成しました。神の働きにサポートしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。