スマホ家計簿か、ノート式家計簿か
こんにちは。まゆまです。
家計簿商戦にはまだ早いですが、本日の信越部勉強会にて質問が出ましたので、私なりの考えを書いておきます。
この勉強会に関わる人の多くは家計簿をつけていて、従来からのノート式家計簿を使っている方が多いのですが、近年はスマホ家計簿を使い始めている方も多く、私もスマホ家計簿利用者です。
ノート式家計簿は早々に挫折しました💦
何故かというと、私は「デジタルな人」だからです。
仕事をし始めた20代前半のころから職場にはすでにパソコンがあり、計算という作業はパソコンが行うのが当たり前でした。
なのに今更ノート式家計簿に書き込んで、合計は電卓で計算するんだよ、ってなっても、ムーリー!なのは当然の話で、そういう世代なのだからしょうがないのです。
ノート式家計簿ではダメダメだった私も、スマホ家計簿がある今は、ちゃんとつけることができているし、提出物も出せます。2021年度は完全記帳でした。会員26人(2021年度)のうち7人いる完全記帳者の一人になれたことはとても誇らしく嬉しく思います。スマホ家計簿さまさまです。
でも。
世の中には、ノート式家計簿のほうが向いている人も多くいます。デジタルなことに向くかどうかではなく、ノート式家計簿で提出物が出せる人は、無理にスマホ家計簿に切り替える必要はないのです。デジタル化の波についていかなくちゃと焦る必要はありません。(友の会の人にしかわからない世界観でごめんなさいね💦要は月ごとや3カ月ごとぐらいにちゃんと集計することができる人ってことです)
でも私のように、ノート式家計簿では続かない人、友の会会員なのに提出物が出せない人は、デジタルなことの向き不向きにかかわらず、スマホ家計簿に変えるべきです。そもそもノート式家計簿に合っていないのですから、デジタルの壁は乗り越えなければなりません。
さて、ノート式家計簿とスマホ家計簿の違いですが・・・。
ノート式家計簿は、ただの記録簿です。言葉が悪くてすみません。でも、それ以上でもそれ以下でもないのが現実です。
トマト100円、きゅうり198円、本日の支出298円の記録を淡々とつけていくのがノート式家計簿。集計は電卓をひたすら叩き、お財布の残高と合わなければ不安になる・・・そして嫌になる💦 勝手にグラフ化してくれるわけでもないし、続かなければ本当にキツイ。でも、コツコツと記録していくことに喜びを感じる人が一定数いることも事実です。友の会って、そういう人がたくさんいるから90年以上も続くんでしょうね。
そして、きちんと整理・記録された家計簿ならば、過去の履歴を調べるときの速さはピカイチで、ここだけはスマホ家計簿はかなわないんですよね正直なところ。
それに対してスマホ家計簿は、情報を貯めておく「箱」のようなものだと思っています。トマト100円、きゅうり198円、と、情報をコツコツ貯めていけば、いくらでも形を変えて取り出すことができる。例えば今月の食費の合計はいくら?ということも集計表で瞬時にわかるし、今年の食費の月ごとの推移グラフもあっという間に出してくれるし。先月のガス代はいつ引き落とされた?の答えを調べる速さはノート式家計簿にはかなわないものの、検索すればちゃんと出てくるし、なんせスマホ家計簿なので、外出先でもすぐわかるのは本当に便利。
いま、ものの値段がものすごい勢いで上がっていて、しかも決済はキャッシュレスが多いので、払える?買っても大丈夫?と思うこともありますが、家計簿をつけていればそのあたりの不安はなくなるので、家計を預かる身としてのよき相談相手(相棒?)みたいな感じで心強いです。
あ、そうそう、ノート式家計簿では、キャッシュレスの対応は難しいですね。できなくはないのでしょうが、かなり複雑でわけわかめになるかも。スマホ家計簿ならそのあたりはスッキリ見渡せるので、その点でもスマホ家計簿はなくてはならない相棒です。
というわけで、ノート式家計簿とスマホ家計簿の違いについてご説明しました。
質問された方は、もっと多くの方にスマホ家計簿に切り替えてほしいと思われているように感じましたが、私はアンバサダーとして上記のような気持ちで対応し、ノート式家計簿を気に入って使っている方には無理強いはしませんでした。でも結果的には私の友の会の中で6割の方がスマホ家計簿を使ってくださるようになりましたので、スマホ家計簿はやっぱり時代に合っているということだと思いますよ。
よろしければ参考にしてください~。
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