残雪の鳳凰三山縦走
3月30-31 日、南アルプスの鳳凰三山縦走に行ってきました。本当は北アルプス方面を計画していたのですが、前日に雨が降ったため雪の状況があまりよくないこと、そして時間がかかりすぎることを考慮して予定を変更しました。山の予定変更は臨機応変にできることが大事です。29日の夜に登山計画書を作成し直し、提出しました。
今回のコースは御座石鉱泉に車を止めて、青木鉱泉まで徒歩、青木鉱泉から中道経由で薬師岳の冬季小屋泊。2日目に観音岳から地蔵岳の稜線を歩き、御座石ルートにて下山という周回コースでした。
DAY1
7:00登山口スタート
7:40青木鉱泉
14:50薬師岳小屋
DAY2
6:20薬師小屋出発
8:15地蔵岳
12:30御座石鉱泉登山口
今回は二人で縦走をしました。一人で登山をする場合は、もちろん装備はすべて自分で準備して背負う必要がありますが、二人以上の場合は装備を分担することができます。どの装備を誰が準備するか。それを話し合うのも楽しい時間ですね。
残雪期の南アルプス。標高2000m以上に雪がありましたが、日中の暑さの影響で雪解けが早くて一歩踏むごとに膝から太ももまで踏み抜くことも何度もありました。想像以上に時間がかかりました。前を歩く知人の足跡を踏んでも、さらに深い一まで踏み抜いてしまいます。それが何かをずっと考えていました。
<後ろを歩く私の踏み抜きが深い理由>
前を歩く知人の身長は178cmほど、私の身長は161.5cmほど。15cm以上の差があります。当然、知人の歩幅は私にとっては大股。大股で足を出すと、前足へ一気に全体重がかかってしまうために踏み抜いてしまうのでしょう!
稜線に出たのは午後でしたが、残念ながら空は曇っていて景色を堪能することはできませんでした。翌日は晴れ予報だったので、景色は翌日の朝に期待。薬師岳小屋の冬季小屋は断熱材がしっかり敷いてあり、とても温かくて快適でした。