コーチングビジネスとは?その答えはここにある 《中井茉由子× 田口淳之介× 佐藤佑哉》
「コーチングビジネスとは何か」
あなたは答えられますか?
コーチングとコーチングビジネスは似て非なるもの!
コーチとしての独立や収益化を目指しながらも、コーチングビジネスの定義や具体的なイメージ、プランなどが描けていないコーチはとても多いのです。
今回は、私自身のコーチングビジネスに関わってくださっている方々を招いて、対談形式でコーチングビジネスに関する質問にお答えしていきたいと思います。
対談のお相手は、私のメンター兼Vivid Factors顧問である対話の専門家 田口淳之介さん。
そして、進行役を務めるのは、Vivid Factorsのブランディングを支えるパートナーでもある株式会社Amitie 代表取締役の佐藤佑哉さんです。
クライアントの期待に応える
佐藤 「コーチングビジネス」とは何か。コーチの方々のビジネス構築に数多く携わっている田口さんは、どう定義づけていますか?
田口 コンサルティングビジネスやカウンセリングビジネスと同様、無形サービスを販売して収益を上げるビジネスの一つ。コーチングビジネスだからどうこうってことはないと思いますけど・・・。中井コーチ、何かあります?
中井 私にとってビジネスとは、クライアントの期待に応え、価値を提供し続けること。例えば、私のクライアントであれば、「手段は何でもいいから、とにかく前進したい」。そのニーズに、自分のリソース全てを駆使して応えています。
田口 素晴らしい! この回答はコーチならでは。ちなみに、僕のやっている顧問業は、いざというときに力になれるようクライアントのそばにい続けることが仕事。同じ無形サービスでも違いがあるんですね。
最初につまずくのは「集客」
佐藤 実際、コーチングビジネスにおいてコーチが最初につまずくことって何ですか?
中井 私の場合は、プロフィール作成。他人に質問するのは得意でも、自分の心のうちを伝えるのは苦手なので、何時間も机に向き合っていました。そのとき田口さんから言われたのが、「プロフィールはクライアントへのラブレター」!
田口 いい言葉(笑)。当時 中井コーチには、心をオープンにすることにかなり向き合っていただきましたね。
中井 その大切さが、今ならよくわかる! 自分の腹の内を明かす相手である対人支援者を、出身校や職歴で選ばないですもん。そんなの、マッチングアプリで相手のステイタスだけ見て結婚するようなものだから(笑)。
田口 プロフィールが書けなければ売れない。多くのコーチがビジネスで最初につまずくのは、「集客」なんですよね。中井さんも、それで僕に依頼をくれたんじゃないですか?
中井 田口さんと出会ったのは、前に契約していたコンサルタントの方とビジネス方針が合わず解約した直後でした。その頃の田口さんとの雑談の中での一言で「この人は何か違うんじゃないか・・・」ってピンと来たんです。
その言葉は「僕のクライアントは車がどんどん高級車に変わっていく」というもの(笑)。つまり、高級車が買えるくらい、売上が上がっていくということですよね。ストレートに「何をしているんですか?」って聞いたんです。
あれから2年、私も去年車を買い換えました(笑)。
大切なのは学びの動機と相談相手
佐藤 そもそも、コーチングとコーチングビジネスは何が違うんでしょうか。
中井 コーチングは単なるメソッド。そのメソッドを中心に自分のリソースを総動員してクライアントの役に立ち、お金を受け取る覚悟をすることがコーチングビジネスだと思います。
佐藤 メソッドは、やはりスクールで学ぶべきものですか?
中井 「資格なんていらない」「スクールに行かなくても月収30万円は目指せる」とも言われますけど、そんな茨の道を進む必要はないと思います。スクールで学んだ方がより早くクライアントに信頼され、貢献できるのだから。
でも、コーチングビジネスは違う。例えば、今佐藤さんがスクール生だとしたら、ビジネスの相談って誰にしますか?
佐藤 スクールの先生や先輩ですかね?
中井 その先生が雇われ教員なら、ビジネスについての相談をする相手ではないんです。その方はコーチングを教える人なので専門性が違う!
9割のコーチがしている間違った学び方
佐藤 コーチングビジネスを軌道に乗せるためにやめておいた方がいいことってありますか?
田口 枝葉のように細々と学ぶこと! 受講費を騙し取られることもあるし、相手に騙すつもりがなくても、学びを活用しきれなくて損しますよ。
例えば、コーチングで100万稼ぐのに、SNS発信を学ぶ必要なんてない。全体像を見ずに突っ走るコーチは遠回りするし、お金もなくなっちゃいます。
中井 1人で全部やろうとしないでほしい。売るためにマーケティングを学び、バナーを作るためにデザインを学ぶ・・・と一つひとつやっていたらきりがないでしょう?
それなら、お金を貯めてプロに任せる方が早い! 依頼先と打合せができる程度の知識で十分だと思います。全て自分でやるってことは、その道のプロの専門性を否定することにもなりかねません。
田口 そういえば、以前 相談を受けたコーチの方から「これなら自分でもできそう」と言われたことがあります。失礼なことを言っている自覚なく。
想像してみてください。「これならセルフコーチングできそう」とクライアントに言われたら、「できないから依頼したんでしょう」と思いますよね。
佐藤 「学ぶ」と「できる」、「できる」と「伝わる」は別物ですから。
田口 「餅は餅屋」と言うように、プロであり続けるには理由がある。それがわからない人たちが10人に1人くらいいるんです。彼らは学び方を間違えているし、ビジネスセンスもない。まず、心の姿勢から整えた方がいいですね。
ビジネスを解体し、自分だけの軸作りを
佐藤 逆に、積極的にやるべき学びは?
中井・田口 それはもう、私たちが開催するコーチのためのブランディングセミナー『THE BRANDING for Coach』を受けることでしょう!
佐藤 受講すると、どんないいことがあるんでしょうか。
中井 まず、自分の中にいかに多くのリソースがあるか気づけると思います。自分が経験したこと、感じたこと一つひとつがリソースになるということに。
そして、「足りないから学ぶ」という意識から「クライアントのために学ぶ」という意識に変わっていくんじゃないかな。
田口 中井コーチを見てもらえばわかるでしょう? これが全ての答えです。
中井コーチ本人と、そのビジネスを構築した僕、LINEの配信からクリエイティブまわりのブランディングをサポートした佐藤さんの3人が舞台裏をお見せします。
中井 本当に私、自分では何もしていません。一通りのことはやってみたけれど、エグゼクティブコーチとしての専門性を発揮するために、他のことはその道のプロにお任せしています。
佐藤 セミナーを受講すると、そんな中井茉由子の全貌が見られるわけですね。
田口 いわば、一人のエグゼクティブコーチのビジネス解体ショーです。受講する皆さんはショーを見て、ご自身の状況に合わせた取捨選択をし、自分だけのコーチングビジネスの軸作りができる。非常に有益なセミナーになると思います。
中井・田口・佐藤 『THE BRANDING for Coach』は、2023年10月14日(土)に開催予定です。楽しみにしていてくださいね!
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