今壁にぶつかっているコーチたちに贈る! 乗り越えるための2つのポイント
あなたもこんな風に思ったことありませんか?
個人事業主の多いコーチ業界で離職率をはかることはできないけれど、資格をとってから3年続けるのが本当に難しいと思っています。
コーチとして活動を進めていくには、乗り越えなければいけない壁がいくつもあります。
目の前の壁を乗り越えるまではすごくしんどいし、本当に苦しいですよね。
心が折れて辞めていくコーチを、私はこれまで何人も見てきました。
私はあなたを辞めさせたくないし、その先にいるクライアントも救いたい!
これからの未来、壁にぶつかって辞めてしまうコーチを一人でも減らすために、コーチが壁を乗り越えるためのポイントをお伝えします。
実績200~300時間の壁
私が過去、一番しんどい思いをしたのは、コーチング実績が200~300時間の頃でした。この時期、壁にぶつかるコーチはとても多い!
実績0~100時間くらいまでは、経験がないぶんフラットな状態でクライアントの話が聞けるんです。人の話をちゃんと聞くこと自体が初めてのようなものなので、1つ学んで、1つ実践するだけで驚くほど上達します。
そんな“ビギナーズラック”から一転、多くのコーチがはまる負のループ・・・。
では、どうすればこの壁を乗り越えられるのでしょうか。
壁を乗り越えるポイント
壁にぶつかったときほど、大切なのは基本に立ち返ること。
そのポイントを2つご紹介します。
ポイント1:コーチングの基本を学び直す
壁にぶつかったときは、コーチングの基本を学び直すべきとき。
私の発信を見てくださる方は「コーチングにこだわらない」というところから、守破離の”離”を強調しているように感じることもあるかもしれません。
とはいえ、基本に忠実なだけではクライアントから選ばれません。それを破っていかない限り、AコーチもBコーチもCコーチも同じだからです。
私がそう言い続けるのは、基本を徹底して学び、教え続けてきたからこそ。困ったり、迷ったりしたときいつでも戻れる基本を身につけておきましょう。
基本さえ身についていれば、あとは経験を重ねながら改良し、磨いていけばいいんです。けれど、慣れにより悪い癖が増強されてしまうこともあります。
例えば、セッション中、自分の関心のある方向に話を持っていったり、質問やフィードバックをすべきところでクライアントの話を聞きすぎたりしてしまってはいませんか?
こうした自分の悪い癖や、傾向を知ることが大事なのです。
自己分析に限界があるなら、経験豊富なメンターコーチの力を借りるのがおすすめ! 目の前の壁が意外と高くないことに気づかせてくれるかもしれません。
ポイント2:クライアントの望みを聞く
クライアントの望みを知ることは、壁を乗り越える足がかりとなります。
セッションの満足度は、クライアントにしかわかりません。
セッションを受けてモヤモヤしたのか、スッキリしたのか、私たちコーチは推し量ることしかできないですよね。
案ずるより産むが易し!ストレートに聞けば良いのです。
目に見えることだけに翻弄されず、クライアントの声に耳を傾けましょう。
さまざまなニーズを聞き、それに応え続けることこそが、プロコーチがサービスを提供し続けるための基本といえるのではないでしょうか。
壁は成長の証
残念ながら、一つ壁を乗り越えたからといって、その後すべてがスムーズにいくわけではありません。
私は今でも、さらなる壁にぶつかって、悔しい思いをしたり、自分の無力さを痛感したりすることがあります。
クライアントのことを想い、自分の力不足を感じ、涙することもあります。
でも、その苦しみは、クライアントに貢献したいと思っている証!
同様に、あなたもコーチとして成長しようとしているからこそ、壁にぶつかっているのではありませんか?
クライアントのために日々前進し続けるあなたを、あなた自身が認めてあげてくださいね!
\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/
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