コーチングビジネスに正解はない! 迷ったときの判断基準とは
いずれも駆け出しコーチの方々からよくいただく質問です。
どうやってサービスを構築するか、どうやってセッションを進めていくかといった「正解」を求めるコーチがとても多いことがわかります。
とくに勉強熱心な人、学習欲の高い人ほど、正解を求める癖がついてはいませんか?
私は冒頭に挙げたような質問を受けたとき、よほどクライアントのためにならない選択肢がない限り、「どっちでもいい」と答えます。
そして、聞きます。
「どんな理由でそれを選びましたか?」
あなたはこの問いに答えられるでしょうか。
正解探しに意味はない
コーチが正解を求めることには、はっきり言って意味がありません。
なぜなら、ビジネスにも対人支援にも「正解」なんてないからです。
例えば「ログって必要ですか?」とよく聞かれるけれど、書く派・書かない派の両方がいます。
私はすべてのセッションで書く派です。クライアントの話を聞きながらタイピングできるし、ログがあればクライアントの成長過程やセッションの記録をたどりやすいというのが理由。
一方で、ログを書かない派のコーチたちからは、「話に集中したいから」という理由をよく聞きます。ログの代わりに手帳にテーマを記していたり、あとから概要をまとめたりしているコーチも多いです。
では「セッションは単発と継続どっちがいいですか?」という質問についてはどうかというと、やはりどちらにも価値を感じているコーチがいます。
どちらが正解というものではないのです。
私はクライアントと継続して関わることに価値を感じているので、単発セッションはやりません。
深く関わるクライアントのための心と時間のキャパシティを考えると、単発のセッションまでは受けられない、というのも理由の一つ。
このように、正解のないなかで何かを選択するのであれば、自分で判断するしかありません。大切なのは、あなたがなぜその選択をしたのか、明確にしておくこと。そして、その判断基準を磨き続けることなのではないでしょうか。
クライアントに価値を提供するために
コーチングビジネスを進めていくには、不確実性のなかで絶え間なくいろいろな選択をしていかなくてはなりません。
それをなんとなく感覚的に決めたり、誰かの答えを咀嚼もせずに引用したりしていたら、本当の意味でのクライアントの力にはなれないと思います。
あなたがもしこれから何かの選択に迷ったら、自分に聞いてみてください。
それに答え、自分の判断基準で選択できるようになると、クライアントにとってより価値あるサービスが提供できるようになると思います。
そして、それを続けていくことで、今ある漠然とした不安がビジネスの課題として昇華され、解決に近づけるのではないでしょうか。
私はあなたの選択を信じていますよ!
\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/
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