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コーチの品質向上のためにできること 【クライアントに貢献したいコーチ必読!】

より良いセッションを提供するために学びを続け、自己紹介欄には資格やこれまで学んだ理論やメソッドがずらり。

そんな勉強熱心なコーチは多いですよね。

コーチは飲食店と違い、材料を仕入れる必要はありません。そして物販のように、在庫を抱える必要もない。代わりに、書籍を購入したり、自分がセミナーやセッションを受けたりして学び、「品質向上」を仕入れています。

けれど、コーチが品質向上のためにできることは、学習だけでしょうか?

実は、私はそれ以外にもずっとやり続けていることがあります。

今回は、私が品質向上のためにしているルーティンを3つご紹介します。


ルーティン1:すぐに振り返りを行う

1つ目は、セッションや講座が終わった直後に振り返りを行うこと。

その日の手応えやうまくいったことなどを熱量の高いうちに言葉にしておきます。

「クライアントのあの反応に違和感を感じた」
「いつもと違うこの切り口の質問が刺さった」

ちょっとした心の揺らぎも言葉にしておけば、次に相手とどう関わるか、どんな時間にしたいか見えてくるし、再現性も高まります。

ポイントは、長くやらないこと!

コーチのなかには1時間とか時間をかける方もいますが、長い間これを続けている人を見たことがありません。最初はいいけれど、振り返りが重たすぎて挫折してしまうんです。そして・・・毎日3~5セッションしている私にはヘビーすぎる! 集中して5分で終わらせ、細く長く続けることが大切なのです。


ルーティン2:改善案を書き出す

2つ目は、振り返りをしたうえで、何を変えればもっとよくなるか書き出すこと。

参加者の反応や表情を思い出しては、本当は何を知りたかったのか、何を伝えればもっと喜んだのかを考えます。

こだわりは、単発の講座であっても必ずやること。

次に同じ内容をやることがなくても、プログラムを組んだり、構成したりする力が身につくし、個別対応力も上がります。


ルーティン3:フィードバックを取りに行く

3つ目は、クライアントのフィードバックを取りに行くこと。

セッションや講座で手応えを感じても、相手の気持ちは聞かないとわからない。「満足している」と言われても、聞けば新しいアイデアが生まれることもある。

それは、プロコーチメンタープログラムMMPを始めて、より強く感じます。それは、受講生からのフィードバックのおかげで、プログラムも仕組みもパワーアップし続けているから。

セッションも講座も、私がひとりで創るものではありません。インタラクティブに、そしてみんなで作っていくのが本当に大事!

でも・・・、フィードバックをダメ出しだと思っている方も多いですよね。

フィードバックは目標達成に向けた軌道修正のための情報です。「そっちじゃないよ! 左だよ!」と言われて、「否定された!」と思う必要はありません。

もしもあなたがフィードバックにネガティブな印象を持っているなら、まずはその解釈から変えてみましょう。

品質向上のスピードがぐんと変わりますよ!


自分自身の「ファン」であり「アンチ」になる!

こうしたルーティンが回せるのは、私が私の一番のファンであり、アンチでもあるからです。

私は自分のことが大好きだし、自信がある!でも、周りに「良かった」と言われても、「もっとこうできたんじゃないか」と考え続け、最後まで自分の悪口を言うのも私。

このファンとアンチのバランスが傾くとどうなると思いますか?

ファンだけなら調子に乗るし、アンチだけなら魅力がなくなる。
両方あるから信頼できるし、成長もできる。どちらの力も必要なんです。

ファンである自分と、アンチである自分の両方から力を借りて、品質を向上していってくださいね!

\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/


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