伝わらない“孤独”を通して気づいた! 想いを届けるためのストーリー
私が様々なメディアを通して伝えているこのメッセージを、あなたはどう受け取りましたか?
「一生懸命コーチングを学んできたのに・・・」
「コーチングにかなり投資してきたんですけど・・・」
心がざわついたり、目を背けたくなったりする方もいるのではないでしょうか。そんな反応に気づきながらも「仕方のない反応だ」と思ってきました。
ところが・・・。
ある講演で私が大切にしていることについて質問をいただいた時のこと。
上記の内容を伝え、その理由を語り切った時、驚くほどすんなりと私の想いが伝わったのです。
そこで気づいたのは、私自身が「どうせ理解されない」と思い込み、伝え切る努力を怠っていたということ。
SNSを駆使して発信をすると、文字数の制限などの理由でどうしても情報は断片的になります。断片的だけれど、大切にしていることだから伝え続けてきたことが、誤解を呼び、伝わりきらないような形で広まっている可能性に初めて気がつきました。
一方で、一回のセミナーで一つのストーリーを語りきれば、その場でお互い確認が取れるし、理解が深められる・・・。
メッセージを伝えるときは、ストーリーとして語りきることが重要なのです。
だから、今日はあらためてお伝えしたいと思います。
私がコーチングにこだわらない、と覚悟を決めたときのストーリーを____。
始まりは不純な動機
私がコーチを志したのは、当時働いていた教育業界からの逃げ。
私はコーチになる前、私立の専門学校の教員として働いていました。教員を志したのには、大学院時代の恩師の影響があり「頑張っている学生を伸ばしたい!」と思っていました。でも、そんな教育者としての想いとは裏腹に、実際は学校に来ない学生や就職活動をしない学生のお尻を叩く日々に憤りと無力感が募っていく・・・
コーチになったのは、教育業界で成し得なかった「頑張る人のための仕事」をし、自分の影響力を示したかったから。多くのコーチが言うように「コーチングを受けて人生が変わった!」みたいな特別な体験や想いがあったわけではなく、最初から職業としてコーチを選んだわけです。
……今考えるとすごく不純な始まりだったと思います。
正直、コーチになった当初は駆け出しであることを知られないようにうまくごまかし、「心」ではなく「メソッド」でコーチングをしていました。
クライアントに恩返しがしたい
そんな私を変えてくれたのは、間違いなくクライアント。私を信頼し、部下や組織に対する想いを真剣にぶつけてくださる真剣な姿に触れるたび、私の気持ちにも変化が現れました。
そう思うようになった時が、私のコーチとしての本当の始まりだったのだと思います。
私は「コーチになった」というよりも、クライアントのみなさんに「コーチにしてもらった」と思っています。
だから、クライアントに恩返しがしたい!
そのためのカードの一つがコーチングメソッドであることは間違いありません。けれど、それ以外にも有効なカードがあるなら、すべて活用したいと思っています。コーチングの基礎を散々学び、教える経験もしてきて、コーチングの力を熟知しているからこそ、そう思うのです。
すべては、クライアントのために____。
ストーリーを繰り返し伝え続ける
なぜ、私がコーチングにこだわらないのか。そこに至るまでのストーリーを読んでくださり、ありがとうございます。伝わりましたか?
これまで一人歩きしていたメッセージを、これからはストーリーとして繰り返し伝え続けていきたいと思います。
あなたのメッセージは、伝えたい相手に伝わっていますか?
もしも、答えがNOであるなら、一度立ち止まって考えてみてください。
発信の仕方や量、場所は適切ですか?
ストーリーは語れていますか?
考えれば、その理由が見えてくるでしょう。
あなたが大切な想いを伝え、自分らしくクライアントに貢献できることを心から願っています!
\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/
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