見出し画像

「私のコーチング、これでいいのかな」 コーチの悩みを解決する基本原則

自分のコーチングに自信がなく、迷いがある・・・

「強みを磨きたい」とは思うけれど、実は強みよりもできていないことに目がいってしまう・・・

コーチなら、誰しもが一度は感じたことのある悩みではないでしょうか?

これまでコーチ育成に携わるなかで、駆け出しコーチ達から受けた『自信』に関する相談は数知れず。

答えがないからこそ悩み、それを払拭するために知識を身につけスキルを磨いているコーチも多いと思います。

これまで1500時間セッションを重ねてきた私も、クライアントとの関わり方に悩み、葛藤することは少なくありません。

今でも、自分のセッションを振り返り反省することだらけです。また、自分のセッションに100%満足してしまうことは「驕り」のようにも感じています。

クライアントのために悩むのは、真剣にコーチであろうとしている証拠とも言えますね。

クライアントとの関わりに迷った時にして欲しいたった一つのこと

コーチとしての成長過程を着実に歩んでいる方ほど悩むもの。
そんな悩めるコーチ達に相談されるたびに、私がお伝えするたった一つの基本原則がこれ!

「クライアントに聞いてください!」

MMP生や私のメンティーなら幾度となく、この言葉を聞いていますね。

クライアントのために何ができるのか、どうして欲しいのかをクライアント本人に聞く。私のようなメンターが持つ経験や知見も、クライアントが直接伝えてくれるフィードバックを超えることは絶対にありえません。

もちろん、コーチングを受けた経験が多くない方は「どうして欲しいですか?」という質問に最初から上手に答えることはできません。

コーチング受講経験の豊富なクライアントであれば「こんな風に関わってくれると進めやすい」とか、「実は前のコーチのここはあんまり・・・」というリクエストを最初から伝えてくださる方もいらっしゃいます。

3つのおすすめフィードバックタイミング!

私がおすすめするフィードバックのタイミングは3つ。

①1回目のセッションの終了時
最初のセッションについての感想を聞くことで、どのようなカタチでセッションが進めていくことを望んでいるのか、大きなヒントになります。初回では必ずクライアントの声を聞きましょう!

②2回目のセッションの終了時
初回・2回目というのは、コーチとクライアントが納得のいくセッションを形作るための基本的なベースをつくっている段階です。2回目にもどうして欲しいかを聞くと、クライアントは初回よりさらに希望を伝えやすくなります。

③違和感を感じた時はいつでも
違和感を感じた時やセッションがうまく行っていないように感じた時は、セッション中でも終了後でも、気づかないふりをせずに口頭や電話・LINEなどでお伝えしています。

「もしかして私、喋りすぎちゃったかな💦話したいこと話せてますか?」

「なんだかさっきの◯◯さん、いつもと違うような気がして・・・。セッションでなにか気になったこととかあります?」

このような、自分の中に生まれた違和感を無視してはいけません。
とはいえ、これってほんの少し勇気が必要なんですよね。

違和感が私の勘違いなこともあれば、このやりとりをきっかけに「実は・・・」と話が始まることもある。もし、あなたの読みが完全に外れていたとしても、自分とクライアントのためにコミュニケーションをとることには価値があるのです!

「答えはクライアントの中にある」とは目標に向けてだけでなく、より良いセッションを創るためのポイントでもあると思います。

良いセッションはコーチとクライアントで創るもの

コーチとクライアントは『協働関係』と言われます。
セッションはコーチであるあなただけで作るものでも、クライアントだけで創るものでもありません。

「こうしてほしい!」
「この進め方はどう?それともこう?」
とコーチとクラインとが話し合い、創り上げるものなのです。


▼クライアントのために考え、話すとはこういうこと!

▼ベクトルをクライアントに向けることでセッションの質が変わります


この関わりこそが「クライアントに踏み込む」ということ!

クライアントのためにもう一歩踏み込みたいコーチのためのプログラムMMPの第2期が4月よりスタートします。少しでも心が動いた方はまずプレスクールにご参加ください。


\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/


▼コーチとしての成長に役立つ音声セミナーをプレゼント🎁お見逃しなく!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?