わからないなら言ってくれ!動かない部下を変える効果的な関わりとは?
こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。
突然ですが、「やるべきことは伝えて、了承したはずなのになかなか動き出さない部下にイライラ・・・」という経験をしたことはありませんか?
本記事では、そんな悩み・イライラを抱えるみなさんのために「部下が動き始めるためのポイント」をお伝えします。
動けないのか、動かないのか・・・
任せた仕事に対し、部下からは特に質問もなく、理解したものだと思っていたらまったく進んでいなかった!やるとは言っているが、取り掛かっているように見えない・・・。
こんな時「任せ方が悪いのだろうか・・・?」と自分を責めてしまうこともありますよね。
正直、何回この相談を受けたか分かりません。
みなさんとても悩んでいらっしゃいます。
動けないのには、必ず理由があります!
では、どうすれば部下を動かすことができるのでしょうか?
部下が動き出すための3つのステップをお伝えします。
STEP1: 動き出せない原因を聞き出す
まず始めにあなたがすべきことは「どこで引っかかっているかを聞く」こと。
どこまで理解していて、どこが難しくて、どこで作業が止まってしまっているのかを確認する必要があります。
課題解決能力が高い経営者、ハイパフォーマーは全自動でこれができてしまう!だから、この部分を分解できない人の気持ちがわからないのです。
STEP2:部下の仕事の進め方のパターンを理解する
次にすべきことは、部下の仕事の進め方のパターンを捉えること。
例えば、
など、様々なパターンがあり、毎回そのパターンに陥っていることは多いのですが、本人は無自覚なことがほとんど!
STEP3:部下に合わせたサポートをする
今どんな風に仕事を進めていて、どこで詰まっているかを分解することで、部下の仕事の進め方のパターンがわかり、苦手なところを克服するか、誰かの力を借りるかのアドバイスをすることもできます。
例えば、
など、あなたや周りの工夫で仕事がスムーズに進むようにサポートすることができます。
ただ・・・、これをしっかり聞くには時間がかかります。
最初は面倒くさいと感じるかもしれません。でも、話すことでその後の仕事の進め方は確実に変わります。
部下は自分自身の仕事の進め方のパターンを理解し、協力を仰ぐことができるようになります。
リーダーも、部下の状況を把握し、必要なサポートをすることができるようになります。
まとめ
部下が思ったように動いてくれないのは、必ずしも部下の能力が低いわけではありません。
動けないのには、何かしら理由があるのです。
「どこで引っかかっているかを聞く」ことで、部下の状況を把握し、それに合わせたサポートをすることで部下のパフォーマンスは上がります。
ぜひ、部下の話をじっくり聞いてみてくださいね!
本気で組織を良くしていきたいという想いのある経営者をサポートしています。誰に相談していいかわからない悩みを抱えていたり、マネジメントについて課題を感じている方は、ぜひご相談ください。
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