セッションはもっと自由でいい! コーチングにこだわらない私が大切にしていること
コーチ達からこんな質問をよくいただきます。
素敵な質問をいただきありがたいのですが、この質問にお答えするのは私にとって簡単なことではありません。
それは、そもそもコーチングにこだわっていないから。
と思われた方もいるかもしれませんね。
たしかに私はコーチを名乗り、セッションを提供しています。けれど、実は【コーチング】を前面に押し出してサービスを提供していないのです。
サービス名も、「For Executives」「For Leaders」というネーミングにしています。
なぜ、コーチングにこだわらないのか。
その理由こそが、私の大切にしていることにつながっているのです。
セッションの目的とは
私は「セッションはもっと自由でいい、活用するメソッドはなんでもいい」と思っています。決して投げやりになっているわけではありません。
コーチングというメソッドには大きな可能性もあるけれど、限界もある。
こだわりすぎないことで、もっと活用できると確信しています。
セッションの目的はクライアントに貢献すること、喜んでもらうこと。
であれば、コーチングをはじめ自分のリソースすべてを総動員すれば、可能性はもっと広がる!
クライアントもそれを望んでいるでしょう。
あなたも、クライアントから「純粋なコーチングをしてほしい!」なんて直接言われたことはないはず。
実際に受け取っているのは、「目標達成のために力を貸してほしい」「方法は何でもいいから、前進させてほしい」というメッセージですよね。
それに応える方法の一つにコーチングがある。ただ、それだけなのです。
クライアントのニーズに応える
これまで1800時間ほどのセッションを実施してきました。(2023年の9月時点)
セッション数で言うと、2,000件以上!
そのなかで、本当にさまざまなクライアントのニーズがありました。
コーチングセオリーに従っていては応えられないようなものも少なくはありません。
「ティーチングしてもらいたい」とはっきり言われたこともあれば、「中井さんはどう思いますか?」と意見を求められるのはもはや日常。
「ただ話を聞いてほしい」と言われ、ひたすら聞き続けたこともあります。
私はそれらのニーズに対し、自分ができる範囲でお応えし、できないことも他の誰かの力を借りたり、情報を調べたりして、何らかの方法で応じてきました。私以外の専門家をご紹介したり、その方と協力してクライアントをサポートしている例もあります。
なぜ、そこまでするのだと思いますか?
信頼関係があるからです。
クライアントがコーチにニーズを伝えてくれるのは、信頼してくれているから。
その尊い気持ちを突っぱねることなんて絶対にできないし、できる限りお応えしたいと思っています。
学習熱心なあなたへ
ここまで読んで「そこまでクライアントのニーズに応えられていないな・・・」と思った方もいるのではないでしょうか。
そんなあなたは、きっと学習熱心な方なのでは?
学習欲の高い方は、クライアントの期待に応えられないと感じた時や、力不足を感じた時にそれを学びでカバーしようとします。
学ぶのに一生懸命な頑張り屋さんだからこそニーズを把握するための質問ができず、クライアントの声が聞けていなかったりしますよね。
でも、良いセッションを作るための答えを持っているのは、理論でも⚪︎⚪︎メソッドでも、アセスメントでもなくクライアントです。
あなたのクライアントが達成したいことは何ですか?
そのために、あなたに求めていることは何ですか?
いったん学びの手を止めて、クライアントと話してみてはいかがでしょうか。
そうすれば、きっと今以上に素敵なセッションが実現できるはずです!
\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/
本気でクライアントに貢献したいコーチ向けにメンターセッションを提供しています!11月以降、新規お申し込みの方につきまして1on1セッションの価格改定を予定しております。セッションをご希望の方はお早めにご相談ください。
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