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成功の再現性を高め、クライアントのニーズに応え続けるには?

「中井さんのセッションは違う!」

ありがたいことに、メンターセッションを受けているコーチ達や、クライアントにこんな風に言っていただけるようになりました。

年単位で契約を続けてくださるクライアント・コーチが多いことから、私はコーチとして「選んでいただいている」のを感じます。
クライアントとのご縁が続き、共に積み上げてきた時間が増えるのは本当にありがたいこと!

他のコーチと、何が違うのか?

今回は、私がコーチとして心がけていること、大切にしている想いや価値観についてお話したいと思います。


メソッドの言語化と、こだわらないコーチング

まず、私が常に意識していることは、自分のメソッドを言語化することです。

あなたは、質問の作り方やフィードバックの観点・目的などを問われた際、すぐに自分の言葉で返せますか?
できないなら、そこがあなたと私の違い。

言語化したメソッドは、あらゆるセッションで活用可能で成功体験の再現性を高めることもできます。
また、他のコーチに伝授することもできるので、その先にいるクライアントにも間接的によい影響が広がっていきます。

もう一つ、心がけているのは、コーチングだけにこだわらないこと

「エグゼクティブコーチを名乗っているのに、なぜ?」と思いますよね。
もちろん、私が提供するサービスの中心にあるのはコーチングです。

けれど、クライアントの目標達成を支えるという大きな目的を果たすには、コーチングだけでは足りない。時には、カウンセリングやコンサルティング、ティーチングなどさまざまな手法が必要となることもあるのです。

クライアントに貢献できるなら、その手法はなんでもいい!


心からそう思っています。

私がコーチングにこだわることで、クライアントに提供できる価値を出し惜しみしてしまうとしたら対人支援者として失格だと思います。

リーダーが必要としているもの

そんな私の想いや価値観に通ずる、印象的なエピソードをご紹介します。
200人ほどの組織を率いる経営者のAさんとのセッションでのこと。

「中井さん、今日は・・・自慢話をしていいですか?」

開口一番私に尋ね、ご自身に起きた喜ばしい出来事を話してくださったAさん。いつも以上に穏やかで生き生きとし、話せば話すほど自信に満ちた表情に。

なぜ、そうなったのか、想像できますか?

エグゼクティブは普段、頑張っても「やって当たり前」で褒められることはありません。組織のTOPにいるのだから、当然ですよね。
逆に、ダメなときはすべての責任を負う立場!自分で自分を満たすことが大切とは言っても、次から次へと課題ばかりが目に入る・・・。

そんななかで、Aさんは立ち止まり、信頼関係にある私に自慢話をすることで、前進するためのエネルギーをチャージされたのです。

「自慢話」といえば、飲み会で武勇伝を語るようなちょっと面倒くさい上司を思い浮かべていた私。
本当はこんなにも尊いものなのだと、Aさんから教わりました。

最後にAさんは、こんな言葉も……

「組織のリーダーには、こういう時間が必要なんだよ」


もしも、このときのセッションを録音し、ICF(国際コーチング連盟)に提出したらどうなると思います?
PCC(プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ)は取れないでしょう。

でも、それでいいじゃないですか! クライアントが元気になるのなら。
私にセッションフィーを支払っているのはICFではなく、目の前にいるクライアントなのです。


クライアントとの関わりはどうあるべき?

実は、Aさんのように「ただ、話を聞いてほしい・・・」という要望は少なくありません。

なかには「それ、部下に直接伝えたほうがいいのでは?」と思うような話もある。けれど、その前にまず私に吐き出して、心と体を整えていただくのは大歓迎。整えたからこそ、正直に、本当の想いを伝えられるということは少なくないのです。

コーチとクライアントの関わりは、もっと自由でいい!

セッション時間に作戦会議をしてもいい。ブレストやロールプレイングをしてもいい。プレゼンの練習をされた方もいらっしゃいます。

注意してほしいのは、基礎を徹底しておくこと。
「守破離」の「離」のステップは、「守」があってこそだから。
基礎のない状態でのアレンジはただのおしゃべりになってしまうかもしれません。

スクールで学んだことを守り、型を身につけ、少しずつ自分らしさを取り入れていく。

それができれば、数多いるコーチのなかで唯一無二の存在になれるはずですよ!


\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/


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