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【闇(死)があるから光(生)が生まれる】
「太陽」が光なら、
「土星」は闇です。
光あるところに闇は生まれます。
闇があるから光があります。
そういう意味で、
私たちの命の輝きは
裏を返すと
闇とともにある
と言えましょう。
それが人生なのです。
そういう意味で、
「誕生日」と「命日」も表裏一体です。
ですから
死を否定したり、
闇をなかったことに
しようとするのは、
どこか生まれてきたことや、
現在ある光(生)を
否定してしまうことにも繋がるわけです。
(中略)
「生きること」の特別さは、
「死ぬこと」があって
初めて生まれるのです。
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闇や死への恐れは
誰でもいだくもの。
だけども
それをなかったことにしたり
見ないようにすると
光の特別さを
存分に感じることが
できないんじゃないか
わたしたちはいま、
その特別さに
鈍感になっているんじゃないか
そんな風に
思うんですよね。
作家
かげした真由子
代表作「命日占い」「魂占い」等
@mayu.chin0612