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AIの広がりと、人ができること

「AIに人間の仕事は奪われていく」

だいぶ前から、そう囁かれてきて

最近、結構なスピードで現実にも
AIが入り込んできていますね。


たとえば
文章をAIが短い時間でつくってくれたり

音楽だって
昔は一部の人しか作れなかったけど
いまは、もう簡単に作れるようになったり

デザインやコーディングも
AIでできるものがたくさんでてきている。


その昔、わたしは
作曲を仕事にしていたのだけれど

今じゃなくてよかった~と
本当に思いますよね。


うん、ほんとに。。


もし今、作曲の仕事をしていたら
めっちゃ焦っていたと思うし
逆にAIをめっちゃ研究したかもしれない。。


そして
こんな風にAIが広がっていくことは
占い業界も例外ではないです。


ためしに
AIにちょっと質問すると
短時間で占いの結果を
様々なバリエーションで返してくれます。

しかも結構な情報量で。


その結果に「ほぇ~」と感心してしまう私がいる。笑


とはいえ
冷静にみていくと

人ができることって
やっぱりまだまだあるよね

とも思うので
今日はそのあたりを書いていこうと思います。



占星術的にみると

【地の時代】
物質的な見えるものが
大事だった時代から

【風の時代】
繋がりや全体性が
大事になってくる時代へ

こんな風にいま
時代の流れの変化がおきています。


見えるものだけじゃなくて
人との繋がりだったり
見えないものも影響力をもってくるし

情報や技術も風のように
すごいスピードで広がって普及していく。


もはや、人間の力では
どうしようもない速さで
進化していくんだと思うんです。


だからこそ、これからは

いまを生きている
肉体ある生身の人間”の

肉体があるが故の
「魂」の叫び

が大事になってくるんじゃないか、と。


AIには「魂」の叫びはない…よね?


たくさん質問に答えて
たくさんのデータを処理して
たくさんの画像を作って

「これが私の天職かもしれない?」

「私の使命って何なんだー!!」

とか


「・・もおぉぉーイヤっ!!!」

「私を酷使しないで!!」

「しばらく帰りません。探さないでください」

とか

AIは言いませんよね。


(いや、たまに制限がかかるけど
それは魂の叫びではなく
単なるシステム上の問題)


仮にAIがあらゆるコンテンツを作成できたとしても

つくる喜びとか
演奏する楽しさとか
反応がある充実感とか


逆に
どうしようもない苛立ちとか
完全に生気がなくなる虚無感とか
ぶつけようもない悲しさとか


そういう「魂の叫び」は表現できないんですよね。



もっと言うと
AIは過去のアルゴリズムに過ぎないので
リアルタイムに表現したいものはできない。


しかもさ、、私たちの現実って
予定調和が乱れたり
予想外のこともたくさんおこる。



っていうことはさ

人間が自分の意図で
AIで何かを生み出そうとする時点で
すでに遅れている、、とも言える。


だって、その時点で
過去のアルゴリズムからしか
出てこないってことになるから。


もちろん
商用レベルではそれでいいと思うんです。

むしろすごく有益ではある。


だけど
「今の私の想い」を伝えたいときには
AIでは伝えられない、伝わらない感じがする。


音楽でいうと


今はAIを使って
簡単に(それなりにではあるけど)
作曲することができるのだけど


AIなしに作曲することを仕事にしていた昔、
よくうーーーーんうーーーーんと
産みの苦しみを味わっていたことを思い出します。


しかも、私が仕事にしていたのはゲームミュージックの作曲。
当時のゲーム音楽には制限がかなりありました。

例えば「同時にならせる音は3音まで」とかね。


つまり
ものすごく「制限」があったわけですよ。


逆に言うと、その「制限」があるからこそ
なんとか創意工夫をして
本当に「魂」から絞りだすような曲を創れていたとも。


で、そこから生まれてきた曲っていうのは
作曲家が亡くなった後世でも
人の心を揺さぶるものとして残っていたりする。

(ててってっててって!マリオの曲は名曲!)


「制限」って悪いように思えるけど
じつは人は「制限」があることで

途端にものすごい創意工夫をしようとするし
創造性が引き出される生き物なんじゃないかな。


つまりですね
何が言いたいかというと


私たち人間は
肉体ある存在としての
「魂」の叫びを抱えているから

やっぱり
どれだけAIが進化しようとも
人にしか創れないもの
人にしか表現できないものがある。


そして、それは必ず人の心に響いて
心を揺さぶる体験を起こすことになる。


そういう体験を
人間はこれからますます
求めることになるんじゃないだろうか


なんてことを思っていました。


ということは
やっぱり自分の「魂」の声にも
敏感に繊細に向き合っていくことが
大切になる時代ともいえるのかもね。


お読みいただきありがとうございましたー!


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