見出し画像

〜恋愛依存症克服への道〜⑧克服!!!

愛してる人から愛されない悲しみ。
愛されたい人から愛されない苦しみ。
愛していた人がいなくなってしまう寂しさ。
繰り返し繰り返し味わってきたこれらの感情。
もう、いい加減、やめよう。
もう、いい加減、幸せになろう。
自分を癒せるのは、自分だけ。
自分を幸せにするのも、自分だけ。
人生を素晴らしいものにするのも、自分だけ。
なんだって、自分でできる。




とうとう、長きに渡り苦しみ続けてきた“恋愛依存症”に、決着をつける準備が整いました。
私は、この直前、仁平尚人さんのオンライン講座「オンラインセルフ整体」で、自分で自分の心を癒す方法を学びました。
これまでも、一番初めに秋山まりあさんが主宰されている「個人メールセッション」にて、セラピストの方に手伝ってもらいながら、望まない現実を創ってしまう潜在的な思い込みを見つけました。しかし、自分の思考と向き合うことにまだまだ不慣れだったことから、どうしても“セラピストさんに見つけてもらった”という感覚が拭い去れませんでした。
その後も、ネガティブな出来事が起こったり、ネガティブな感情が湧いてくる度に、それに対して言いたいことや思いの丈を、ノートに殴り書きしていくという自分なりの方法で、潜在的な思い込みを探っていました。それでもなお、何故だかスッキリとしない。まだ奥の方に、肝心な何かがつっかえているような感覚でした。そして、このつっかえが残っているからこそ、またもや「好きな人と結ばれない」現実を体験することになりました。
しかし、仁平さんの講義を聴く中で、そのつっかえの先にある“直視しなければならない思い”に到達するためのヒントを、たくさん得ることができました。だからこそ、もう一度、これらを活かして、“内観”してみようと決めました。
そして、私はこの“内観”によって自分の心を癒せたことで、自ら恋愛依存症を克服し、好きな人に愛されること、また、好きな人と一緒にいることが当たり前の、愛が溢れる人生を歩むことになったのです。






仁平さんの有料オンラインサロンでの講座内容であるため、ここで詳細を記することはしませんが、私が心の中の“直視すべき思い込み”に到達し、それを癒すに至った際の、“内観のポイント”について、いくつか紹介させていただきます。

『そもそも、内観とはなんぞや?』
望まない現実を創り出してしまう原因となる“根本の思い込み”を見つけるために、どんどん自分に問うて、深掘りしていくことです。

私にとっての、

ポイント① 『自分はいない』
トラウマ的な思い込みを見ていくということは、見たくないものを見ていく作業なので、もちろん辛くなったり、悲しくなったり、怒りを覚えたりと、どうしてもネガティブな感情が湧き起こってきます。私の場合、これらのネガティブな感情が、さらに心の奥を見ていくことを阻害し、大元の思い込みにたどり着くことが難しかったようです。
仁平さんの講義の中で、「“自分はいない”ということを、十分に理解しましょう。」とありました。普通に生きていると、なかなか、すんなりとこれを理解するのは難しいですが、当時の私は、「オッケー。“自分はいない”のだから、どんな感情が湧いてきても、大丈夫。ただ、淡々と客観視すればいいんだ。」と理解して、自己を俯瞰する準備を整えました。


ポイント② 『副人格』
サブパーソナリティとか、インナーチャイルドとも呼ばれるものです。
直視したくない“核心の思い”を、ずっと隠してくれている存在。トラウマ的な痛い思いに近づこうとすると、なぜか眠くなったり、無意識に話をそらしたりする人もいるらしいのですが、そういった症状も、副人格の働きによるものだそうです。しかし、そのようにして、私達が安易に過去の辛い思い出や記憶を見ないで済むように、いつも私達を守ってくれている存在でもあります。
また、“副人格”とはいえども、元々は自分自身なので、自分で癒すことができます。
私も、今回の内観を進める上で、なかなか記憶が掘り下げられない息詰まりを感じた時は、「ねえねえ、副人格さん。私は大丈夫だよ。だから、お願い。もう少し先の記憶を見せてちょうだい。」と、自分の副人格に語りかけながら、心の奥を探るようにしました。すると、不思議なことに、いくら息詰まっていたとしても、その先の記憶に進める瞬間がふと訪れるのです。


ポイント③ 『姿勢』
内観をする時にとるべき姿勢。
ここでは、どのように座り、どのように体を正し、手はどのように置くか、視線をどこに向けるのか。そして、記憶を掘り下げていく前の体のチューニング方法を学びました。
すごかった。これは、ぜひ、仁平さんのオンラインサロンで聞いてみてください。
一本パイプが通るような感覚があり、実際にスンスンと記憶が蘇りやすかったのを覚えています。


ポイント④ 『一生懸命やると病む』
私、根気をつめて“頑張る”クセがあるのですが、内観は懸命にやると病むとのことなので、疲れたら休憩したり、リラックスし直しながら、ゆったりと行いました。


ポイント⑤『気づくだけで大丈夫』
思い込みは、気づくだけで手放せるから大丈夫。
気づけた後は、ごちゃごちゃしなくていい。

以前にも綴っているように、私の恋愛がいつもうまくいかない原因は、幼少期の私と母と弟の三角関係から来ているのだということは、すでに気がついていました。だからこそ、この“思い込み”を書き替えようとしたり、手放すように試みてきましたが、それでもやはり、辛い思いを味わってしまうような出来事や、辛い失恋を繰り返してしまっていました。だから、今回の内観のミッションは、その他にある根本原因を探ることでした。
そして、私は上記のポイントをおさえながら、いよいよ『恋愛依存症に終止符をうつための内観』を開始したのでした。





私は、幼い頃の私が心の中に抱いていた感情を、そっとそっと、めくっていきました。
それは、次のようなものでした。

『甘えたい時に甘えさせてもらえなかった。
ハグしてほしい時にしてもらえなかった。
私だってもっともっと甘えたかった。
弟は可愛い可愛いと言われているのに、
誰も私に可愛いと言ってくれなくなった。
いつも私ばかり我慢させられて。
なのにいつも私ばかり怒られて。
私の気持ちなんて分かってくれてない。
悔しい。哀しい。寂しい。
だから、いつも私は弟に意地悪だった。
だから、いつも弟と喧嘩していた。
そして、また私が怒られた。
いつも弟ばかり可愛がられて。
いつも私が悪いと言われる。
いつも私は悪者扱い。
もう私はこの家に必要ないのかな。
もう私はこの家にいない方がいいのかな。』

そのうちに、頭の中に、あるシーンが浮かび上がってきました。
幼少期、私は母に叱られる際、反省のためにと、一人家の外に出されることが、度々あったのですが、まさしく家から締め出された状態の私を、記憶の中に見つけました。
その時に感じていた強烈な怒りや悲しみの感情がありありと蘇ってきて、当時の母に対してぶつけたかった思い全てが、完璧なセリフとなって思い出されたのです。


「いっつも、〇〇(弟の名前)のことばっかり贔屓して!どうせ、お母さんは私のことが好かんっちゃろ?」


はっ!!
私、母から怒られる度に、泣きながらこのお決まりのフレーズを何度も何度も言ってたな。
えっ!!ということは、
どうせ、お母さんは私を愛していないと思ってたんだ!!!
どうせ、私はお母さんから愛されていないと思ってたんだ!!!
なるほどぉーーーーーーーー!!!
私は愛されていないと思ってたんだ!!!





そう、幼少期の私は、ただシンプルに「私は愛されていないのだ」という“思い込み”をつくっていたのでした。そして、大人になってからも、その“思い込み”を、潜在意識の中に大切に大切に内包し続けていたのです。そりゃ、当たり前に「愛されない」現実を創造してしまうわけだ。
ものごころがついて初彼氏ができてから、41歳に至るまでの20年以上もの間、「愛されていない自分」を証明するかの如く、最後に捨てられては一人ぼっちになるという辛い失恋を、無限に繰り返してきたのも、そのためでした。そして、「愛されてない自分」を満たすために、何とかして愛を得たいと、いつも必死に愛を探し求めていたのでした。
あまりにもシンプルすぎる思い込みに、拍子抜けした反面、やっと気がついてあげられてよかったという安堵の気持ちが溢れました。そして、この“思い込み”に気がついた瞬間、ずっと心にあった重しが、スッと軽くなる感覚がしました。これこそが、仁平さんの言っていた「思い込みは、気づくだけで手放せる」ということかと、理解できました。



その後、眠りにつく前に、ずっと私を守り続けてきてくれた副人格に対して「ありがとう」伝えました。
私にとっての副人格のイメージは、小さな私を影ながらに守ってきてくれた“あしながおじさん”的な存在でした。私は目を瞑り、私のあしながおじさんに対して、語りかけました。
「副人格さん、今まで本当にありがとうございました。どんなに辛い時も、あなたが私を守ってきてくれたから、私は今まで強く生きてこれました。でも、私、これからはもう大丈夫です。私はこれまでも十分に愛されてきたことを知っていますし、私も私を十分に愛していることを知っています。だから、もう大丈夫です。これまで、本当にありがとうございました。」
すると、予期せず、そのあしながおじさんは、大きく赤く燃える不死鳥になって、私を抱きしめてくれたのです。これは、本当に不思議な体験でした。なぜに不死鳥なのだろう、想像すらしていなかった光景が目の前にリアルに広がっているのです。でも、とても嬉しくて暖かくて、私は目を瞑ったまま泣きました。
不死鳥、フェニックス。インドネシア(バリ島)の神鳥ガルーダ。すべて同じものです。20歳の頃初めてバリ島を訪れ、いつかこの土地に住みたいと恋に落ち、それから20年あまりを経てバリ島へ移住してきました。そして、このバリ島で恋愛依存症に終止符を打つことができました。ガルーダ(不死鳥)は、きっと私のことをずっと見守ってくれていたんだと、この時に気がつきました。
そして、この翌日。今の旦那さんが私をデートに誘ってくれて、二人で海に行き、色々な話を包み隠さずに聞いてもらいました。そこから、自然な形でお互いになくてはならない存在となり、人生の伴侶となり、素晴らしい娘の父と母になりました。
彼は、いつまでも変わらずに、私に愛と平和を与え続けてくれています。現在の私は、本当に本当に幸せです。



これが、私の『恋愛依存症克服への道』です。
以前の私のように、苦しい恋愛に悩み続けている人、孤独で寂しくてたまらない思いをしている人、きっとたくさんいるのではないでしょうか。
でも、大丈夫です。答えは全部自分の中にあります。自分はなんだって知っています。
本来の愛されている自分を思い出し、どうかどうか幸せの中で生きてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!