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#40 日本の棋士は、なぜ世界で勝てなかったのか/よく聞かれるので、知りたい方のために解説

こんにちは。瀧真有子です。
昨年は、一力遼さんの世界一に囲碁界が沸きました。このところ暗いニュースの多い囲碁界では、久しぶりの明るいニュースでしたよね。

NHKのクローズアップ現代でも取り上げられ、認知度も少し増えたところで、上野愛咲美さんの世界戦優勝というニュースも入ってきて、囲碁界復活の兆し?などという期待も生まれています。

あんなに「勝てない」と言われていた日本の棋士たちですが、誰かが壁を突破すれば、それは実績となり、不思議なことに少しずつ壁は崩れていくものでしょう。

もちろん棋士たちも、世界戦での苦境を何とかしたい気持ちで努力していたのでしょうし、問題なのは個人よりもシステムだと思うので、日本棋院の経営体制も変わった今、柔軟に変化していくことを望みます。

そんな中、良く聞かれるのが

「どうして日本の棋士は世界で勝てなかったのか?」

という話です。

クローズアップ現代でも一部触れていましたが、さすがに、言えることと言えないことがあったようなので、知りたい方のために解説します。

なお、このnoteの記事は、囲碁業界に精通している私が、業界内では言えないようなことを詳しく丁寧に書いています。さわりだけ薄く知りたい方は、ぜひAIに質問してみてください。絶対お得です。

さて、日本の棋士が世界で勝てなかった理由として、言われているのは下記の3点です。

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