彼氏ができない女による彼氏ができない理由の考察
よく、人に優しくしたら自分にも優しくされると言われることがある。
私は今まで生きてきた15年の中で、恋愛対象(私の場合は異性)に恋愛的に好かれたことがない、と思う。同性には何回か告白されたことはあるが。
私が誰かを好きになったことはあれど、告白されたことも、誰かが私を好きらしいと言う噂も聞いたことがない。
先ほどの人にしたことは返ってくる理論が本当ならば、私の歴代好きな人1人くらいは私を好きになってもいい気がする。
ことごとく全員にフラれた。嘘じゃねえか。
この記事は、私になぜ彼氏ができないのかの考察である。とてつもなく下らないとは思いますが、どうか最後まで読んでいただけたら幸いです。
候補その1 好きになる以前に、それに至るまでの言動が軽薄である。
私は考えた。好き⇔好きの等価交換以前に、問題はもっと細かいところにあるのかもしれない。
私は基本的に人間が好きである。全員大切だと思っているし、ほぼ周りの人間全員好きである。
果たしてそれは、大切な存在と言えるのか。
大切というのは、その他大勢とは違う少人数を指すのかもしれない。
私は関わった人間全員大切に思っている。しかしそれは、大切とは言わないのかもしれない。
そりゃあ、世界人口約80億人と比べれば私と関わった人間は少数だし、そう考えれば大切と言えるかもしれない。
しかしそういう話ではないのである。
幼稚園、小学校、中学校、高校の中で大切な人を選んでくださいと言われれば、大切という言葉の意味に沿えば10人前後の仲が良かった人かもしれない。
私は全員と言ってしまう。それは果たして大切にしていると言えるのか。
私にとっての大切は薄い。だから、私にも薄い大切しか返ってこないのかもしれない。
好きも同様である。いじめてきた人などは無論好きではないが、それ以外の全員好きである。しかし好きというものはよくよく考えてみれば嫌いがあるから成立するものであり、全員が好きならそれは好きとは言い難い。
私が人に向ける感情は、全部薄っぺらいものなのかもしれない。恋愛感情だけ肥大化して重たいが、相手が恋愛関係を持つまでもなく私の言動が軽薄なのかもしれない。地獄のようである。
候補その2 恋愛感情が重すぎる
自覚はしているが、私の恋愛感情は重い。
その割に、終わりを察せばすぐ無くなる。
その話は、以前書いた「自分を好きな人が、好き。」を読んでいただけたらわかると思う。
自分でも思うが、私は往々にして性格が悪い。
そんな軽薄な言動の私でも、好きな人には、好き、という感情を超えたどでかい感情を抱いていたりする。
好きな人になって、好きな人の見ている世界を見て、なにを思って生きているのか知りたいし、好きな人がふとした時に思い浮かべる女の子になりたい。一生忘れられたくない。ボケたとしても死に際でも、私の存在はずっと頭の片隅にあってほしい。
生涯で1番愛した女の子は誰ですかと言われたら私と言ってほしいし、インスタには私の写真を載せてほしい。
結婚して私が先に死んだら絶対ずっと私のことを考えていてほしい。再婚してもいいけど、絶対に1日1回は私のことを考えてほしい。いや、やっぱり再婚は嫌かも。私以外の女の子が、好きな人を幸せにできるはずがないとさえ思っているから。
前に友達に同じことを言ったらドン引きされた。
束縛はしないけど、ずっと心の中でこんなことを思っている。我ながら付き合いたくない女である。
綺麗な外装を見て家の中に入って床下収納を覗いたら実は家の真下はヘドロでいっぱいでした、というようなものである。隠すのが上手いが故に、そういう本音すらうまく言えなくなって、いつか溢れ出してしまう。普通にクソめんどくさい。
候補その3 好き避け
本当に書いていて思うが、どう考えても私にモテ要素がない。腹の中に置いてきたのか。
こう見えても保育園の時にはもう好きな人がいてキスマイ藤ヶ谷くんの熱烈ファンだったのに、どうしてしまったのか。
何を隠そう、私は好きな人を見つけると真っ先に逃げてしまうのだ。友達のうちは良い。めっちゃ話しかけるしめっちゃ遊びに誘うし、めっちゃニコニコできる。朝偶然下駄箱であっても、おはよー!と言って教室まで話しながら一緒に行くことだってできる。お菓子だってあげちゃう。
しかし、「好き」を自覚してしまった瞬間終わりである。
友達→好きな人へ。あー。終わり。終わりの始まり。
嫌われたくない、好きな人には1番可愛い私しか見てほしくない。今アイプチ取れてるかもしれないからと話しかけなかったり気づかないふりをして全速力猛ダッシュで逃げたことさえある。私を友達と思っていた彼は甚だ疑問だったことであろう。
意識すればするほど、どんどん好きな人の周りがキラキラ光り出して、眩しすぎて近寄れない。眩しさに耐えかねて、よくわからないけど近くにいた仲良くない男の子を引っ捕まえて面白くもない話をした事がある。彼は愛想笑いで去っていった。今思えばすごく申し訳ない。
終わりに: 彼氏が欲しい
いつか、私にもすてきな彼氏ができますように。
イケメンじゃなくても高身長で年上じゃなくても良いから、ひたすら私のことが好きな彼氏が欲しい。好きな人と両思いになって結ばれるなんて、とんでもなく素敵ではないか。奇跡すぎる、普通に確率バグだろ。
せめて高校のうちには作りたい。大学はなんか、ピュアじゃなさそう。(偏見)高校生のうちに彼氏が欲しい。どうかお願いしますサンタ様。お恵みください。
余談ですが、ついこの前まで好きだった人はクズかもしれませんでした。というか、多分そうでした。私、遊びに誘われたりとか結構DMで話したりとか良い感じだと思ってたんですけど友達も遊び誘われてましたとさ。
まあ要するに、友達が本命で私がキープだったってわけです。
まあ顔も悪くないし、こいつなら俺でもいけそうだし、友達に振られてもこいつとならまあ付き合ってやらんこともないだろう、というものです。最近冷たかったのは私が好きなのがバレたのか察したのか、まあ手に入ったならテキトーでいいだろみたいなことなんでしょう。
捨てましたこちらから。忘れてやりますあんなやつ。
毎日一回角に小指をぶつけて、あいつの渡ろうとした信号が全て赤であれ。願わくば、あいつが2度と女の子に好かれませんように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを読んだ人が恋人がいてもいなくても、どんな形であれ、幸せになりますように。
そして私も幸せになりますように!めっちゃいい男捕まえられますように!!!!!!!!!
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