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自己肯定感を高めるって大事だけど…その前に…

こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。

よりよい子育てを考える場合に、よく出てくる言葉として
「自己肯定感を高める」
というのがあります。

いつからなのだろう…この言葉がよく言われるようになったのは。

自己肯定感ってそもそもどういう意味なのだろ?ということで、子育てママ業界では「自分を好きという気持ち」「自分は価値がある人だと思っている」みたいな柔らかい言葉に言い換えられることもあります。

そして、よく言われるのが
「海外の人に比べて、日本人は自己肯定感が低い」

つまり、自己肯定感が低いから、子育てにおいて、自己肯定感を高めるようにしよう!と言うことになるわけです。自分に自信を持って、しっかり人生を歩んでいって欲しいですものね。

でも、ちょっと気になるのが、いつから自己肯定感が低くなるのだろう…ということ。生まれたときから、自分のことをだめなヤツ!みたいに思って、生まれてくる赤ちゃんはいないと思うんですよ。

「ほんの3時間前におっぱい飲んだばかりなのに、また、お腹が空いたぁ~。寝たところ、申し訳ないんだけど、また、母を起こしてしまった…父はゆっくり寝ているというのに、母に申し訳ない…」
「あぁ、また、今日もぶりぶりうんちがたくさん出て、おむつをはみ出て、背中の方まで流れちゃった~。うんちをおむつのギャザーストッパーで止めることが出来なくて、6ヶ月児として恥ずかしい…」

みたいなことを思いながら、赤ちゃんとしての自分がだめなヤツ!なんて思いながら乳児期を過ごしているなんてことはないはずなのですよ。

だとしたら、我が子の自己肯定感を高める!前に、何らかの対応で
【低くしてしまっていることはないか?】
を振り返ることも、同じくらいに大切だと考えます。

自己肯定感を高める声かけ、とか、ワーク、とかも良いと思いますが、日常生活の中で、世間体などに気を配ったために、

「あんたがそんなふうだから、こんな困り事が起きている!!」
「どうして、そんなことをするの?恥ずかしいってわからないの?」

みたいな言葉がけをこどもにしていないか?
それを振り返ることから、するのが良いと思っています。

自己肯定感を高めるための声かけにチャレンジしていても、普段の生活の中で下げられていてはね…
そのあたり、気を配りながら、過ごせたらと思います!


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性的な成長への適切な関わりは、自己肯定感を下げず、高めていきます。


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