母親教室
中期頃から病院が主催している母親教室に参加するよう促されました。結局、出産までに行ったのは計三回。そのうち二回は夫にも参加してもらいました。
同じくらいの週数の妊婦さん約15名と、妊娠中に気をつけていることや出産に向けて準備していることをグループに分かれて話し合ったり、ヨガをしたり。このときのヨガによって身体を伸ばしてもいいことがわかり、家でも少しストレッチをして腰痛対策ができるようになりました。また、男性も参加できる回には、出産が一体どういう流れなのかを改めて確認したり、3キロほどの重さがある赤ちゃんの人形を使って授乳の仕方やおむつの替え方を教わったり、助産師さんの実体験を聞いたりしました。他には、健診の際は入ることのないフロアに行き、数タイプある入院用のお部屋を見学するなどして、士気を高め(?)ました。ベビールームには生まれたての赤ちゃんもいたりして、いよいよその時が近づいているのだと胸に迫るものが・・・。
この母親教室、同じくらいのおなかの大きさの妊婦さんが一堂に会するというのはなかなかにない機会なので、なんとも不思議な光景なのですが、似たような時期に出産を迎える人がこれだけいる、と思うとなんだか心強い気持ちになります。それに、ただでさえネガティブな私は、出産に対して恐怖と孤独感しか抱いていなかったのですが、他の妊婦さんと話し、明るい表情を見て、少し気持ちが前向きになりました。
すでに出産を終えた友達は周りにいたものの、近い時期に出産をする友達はそんなに都合良くいるわけもなく。母親教室に参加することによってお友達ができる、なんてことはなかったのですが、その場だけでも会話を交わすことができて、リフレッシュできました。私は病院が主催している教室しか参加しなかったのですが、自治体でも行われているようなので、そちらにも積極的に足を運べばお友達もできたのかもしれません。出産までも、そして出産してからも、情報交換できるのはとても心強いことなので、面倒くさがらずに行けばよかったかも・・・と後々ちょっぴり後悔したのでした。