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#9: ワーママ🇬🇧イギリス文学に触れながら子育てと旅行を楽しもう
こんにちは、まゆみっこです。
イギリスに来て、子どもたちがこんなにもハマると思わなかったこと。
それはハリーポッター!!
Netflixでハリポタが公開になったのと同時にイギリスに来たタイミングだったので、子どもたちはまさかの大ハマり。
それから、旅行に行けばよりリアルなイギリス文学を楽しめるんじゃない!?という私の思惑が今回の投稿です。
イギリスは児童文学で溢れている
実はイギリスは児童文学の宝庫だったりする。誰もが聞いたことのある名著が多い。多すぎてどれから読もうか困るくらいである。
・ハリーポッター
・秘密の花園
・思い出のマーニー
・ピーターパン
・くまのプーさん
・チャーリーとチョコレート工場
・ピーターラビット
ちょっと挙げただけで皆さんご存じの本ばかり。
ね、どれも名著でしょう?
子どもは英語で楽める?
ただ渡英したて英語を勉強したての子どもたちが楽しめるのは、どれだろう。いきなり原文なんて読めないし、映画も字幕は当時5歳・6歳の子どもたちにはハードルが高すぎる。
というわけで、我が家での一番のなじませ方はこれになりました。
1.映画⇒2.旅行⇒3.文学
ハリーポッター
1.まず吹き替え版の映画でストーリーそのものを楽しんでもらう。
ドはまりした子どもたちは、もう毎日2時間は見るのがかれこれ3か月続く。朝学校へ行く前と学校から帰ってきて夜寝る前まで。没頭ぶりがすさまじい。
私ももうドはまり。特にスネイプ先生ね!(あとで以下のアラン・リックマンの日記まで買う始末)
2.1か月ほど毎日没頭したところで、英語字幕に切り替える。
そのうち簡単な英語の台詞がどのシリーズの誰の台詞かクイズをする。
「Alas! Earwax!」「あ!1巻のダンブルドアの台詞だ!!」
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3.記憶が新しいうちに旅行に行く。
そうして十分な視覚の記憶を覚えたところで、次々にロケ地に行ってみる。
子どもたちは「あ!!みたことある!!」と、次々に感動する。
なおハリポタのロケ地をめぐると、わりとイギリス国内中を旅できます(あえてイギリス国内の見どころを多用しているんだと思うほど、ロケ地の点在っぷりがすごい)。
オックスフォード(クライストチャーチ・ディビニティスクール)
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セブンシスターズ
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ウェストハイランド地方のジャコバイト号
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4.ハリポタの原文はさすがにネイティブでも小学校高学年向けなので、絵本で親しんでもらう
ハリポタの原文はネイティブの小学校高学年ほどのレベルなので(日本でいう大学生レベルのリーディング力)、買ってみたもののほぼ断念。
そのかわり絵本だったり、ダイジェストで読みやすいものを探す。
他に割と楽しかったのがGuess in 10というボードゲーム。メジャーからマイナーなキャラクターを絵札を見せないまま最大10問の質問で回答を推理するゲームです。
ピーターラビット
1.Netflixの「Miss. Potter」を見る
ピーターラビットの原作者のベアトリクス・ポッターの話ですが、映画でもピーターラビットのアニメーションが登場する。なお主人公は、ブリジットジョーンズの主人公でもあったレネー・ゼルウィガーです。
内容は可愛らしくもありながら、結構切ない恋愛物語でした。
そうして壮大な湖水地方の映像を見て、「行ってみたい?」と聞くと、「行きたい!!」とのこと。
2.湖水地方に行く
映画でインプットした後は、さっそくベアトリクスポッターとピーターラビットの世界を堪能。私も沢山散策してはいい空気を吸って、自然と戯れてパワーをもらいました。また、当時のピーターラビットが発刊された時代背景も勉強し、産業革命以降の自然派の流れも知ることができました。
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3.原作を読む
旅行から帰ると、子どもたちはさっそく現地校の図書館で借りてきては、読み聞かせをしてほしいと私にせがむ。ピーターラビットの話自体はそれほど難しくなかったので、最初から文学に触れてみるのも良いかと思います。
チャーリーとチョコレート工場
チャーリーとチョコレート工場の原作者のロアルド・ダールは、多くの作品を残しており、現地校でも低学年の教科書の指定本になるほど。
実際に私も読んでみましたが、日本人の中学三年生~高校一年生くらいの肌感です。まずは一日少しずつ、夜寝る前に読み聞かせ。
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映画はアラフォーなら映画のタイトルくらいは見たであろう、ジョニーデップが主演のウォンカをインプット。
そして2023年はティモシー・シャラメが主演の「Wonka」
子どもたちはどちらかというと、新作の方が好きなようでした。息子は、ティモシーよりも大ファンのローワン・アトキンソン(Mr.Beanでおなじみの方)に大爆笑。娘は一時はいつもウンパルンパの歌を口ずさんでいるほどでした・・・笑。
子どもたちは、すっかりロアルド・ダールのちょっとダークで面白い世界にとりこに。
イギリスの見どころはロンドンだけではない
本日は有名な3作品を紹介しましたが、イギリス児童文学にも舞台となった場所が多くあり、知らなかった都市や自然を沢山垣間見ることができました。
舞台の場所だけではなく、当時の時代背景も併せて知ると、なお楽しい。
最後に児童文学をめぐる旅の書籍も紹介します。
この本を読んで、『第九軍団のワシ』や『トムは真夜中の庭で』が気になって、早速購入してみました。
イギリスに来たら是非皆さんも郊外や地方に足を運んで堪能してみる、子どもにもインプットをして一緒に楽しんでみるのは如何でしょうか。
まゆみっこでした。