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kiyofico
働いて、走り続けて、それでも進まない気がする夜があって
夜10時に食べるあらびきソーセージステーキ。おいしいけど、食べた理由は「タンパク質取らなきゃ」。
本当は野菜スティックが欲しかったけど、売ってないから諦めた。食べずに寝た方が体は休まりそうだなと思いながら、自制できない自分にブルーに。
ドライフルーツ爆買いして「仕事の合間のビタミン補給に」と鞄に突っ込む。
お腹がゴロゴロ言う。いつのまにか何かで切った指が痛かった。
懸命に働いている。自分なりに。
巷では自己分析とか羅針盤とかいろんなキーワードが転がっていて、そことも向き合いたい自分はたしかにいる。同時に、全力で働き続けなければ、と自分に鞭を打つ自分もいる。
ふっと、息が抜けない。
力が抜けない。そのまま、ただ、栄養を補給して、走り続けている。
よくない。絶対、よくない。
走り続けても、何も生み出していない気持ちになる。
もっと丁寧に人と向き合いながら生きていきたいのに、雑になっていく自分がいる。
「満足いかなくても、いろいろきちんと回していて、それだけで十分なんですよ」
そんな言葉に少し泣きそうになったりして。
何も生み出していないと感じる時間であっても、それでもどうにかやれている。
歩いても多分大丈夫で、走り続けているのは多分自分が怖いだけ。
大丈夫、と自分に言えるように。
力を抜いてもいいよ、と、言えるように。
今日もおつかれさま、わたし。
懸命に生きて、おつかれさま。
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