SixTONES「共鳴」がめっちゃ良い(CDTV良すぎた件)(発売日明後日)
SixTONESの6thシングル「共鳴」。
6にこだわるSixTONESの、6枚目がエモいのは、もう歌詞からわかってた。
CDTVでメンバーの田中樹(じゅり)が、「歌詞から伝わるメッセージが強い」「歌詞と振付がリンクしてしっかり伝わるような」と言うライブプラン。
ならば、と目を凝らして振付に注目していたところ、やっぱ好き!と、少女漫画ヒロインのような感想を曲に抱く。
以下、歌詞と振付について衝動のままに感想です。
◯やっぱり歌詞が響く
「立ってんだ」で思いっきり下を何度も指差し、
「夢と誇り」で斜め上を指してからの、胸に手。そんな振付。
SixTONESは、元々「私立バカレア高校」というドラマの主演メンバーとして選ばれたジャニーズJr.であった彼らが、ドラマシリーズの終わりとともに離れた、という過去を持っている。それぞれがそれまでとは違った立ち位置で活動し、どうにもならないことでつらい立場になったメンバーもいた。辞めようとしていたメンバーもいるなかで、ジェシーの声かけをきっかけに、再び集まったグループだ。
それぞれが、「SixTONESが最後」と賭けたグループだ。
エリートコースをそれぞれが歩んでいたけれど、そこを外れ始めてもいた。ギリギリに立っていた彼らが「それでも選んで"しまった"夢と誇り」。
「エモい」の辞書の例文に載せたい。
そして、選んでくれた夢と誇りに感謝して、その続きを一緒に見させてほしい。
YouTubeで公開されてる「フィギュア」でも、「代替不可であれよフィギュア」と歌う彼ら。
Jr.なんて明日がどうともしれない身。誰かの代役として前日に言われて翌日舞台に立ったりする。
逆も然り、自分の立ち位置が人に取って代わられたり。
それは芸能界に限らない生活でも同じで。
「代わりなんていない」そんな当たり前を、当たり前に感じられないこともある。それでも「今を生き抜くだけ」できることは、それだけなんだ。
正直、ここは公開されてる中で1番好きな歌詞で。
「堂々としていられる」でもなく、「毅然としていられる」が良い。
孤独じゃないってだけで、人はわりと立っていられる。また立ち上がれるし、歩き出せる。
焦ることもいくらでもあるけど、人と比べるのではなく、自分の道、自分達の道を行ける。
だって「役者は揃ってる」から。
ここが、どうしたってSixTONESがそれぞれのメンバーに対して思ってるとしか思えないから、余計に説得力を(私の中で)持つ。
それぞれがそれぞれに孤独だった時期があったり、SixTONESとして「味方がいない」って思ってた時期があるなかで、「役者は揃ってる」と毅然と果敢に挑戦してきた彼らの時間。
孤独じゃないってだけで毅然としていられたんだなぁ…!と勝手に感情移入。
ここは、手帳の1週間のしおりに書いてるくらい好き。
◯樹ラップ時の低い陣形が良き
これはImitation Rain(デビュー曲)の下向き三角に近いんだけど、安定感と重量感があって頼もしくて力強くて「自軍」感を感じさせる陣形。
デビュー以降度々様々見える陣形で、今回もあって嬉しい。
あと、ラップ詞の「絆深けりゃ傷は浅いから」もサラッと歌われてるけど、上記の「孤独じゃないってだけで」にも通じるところがあってめちゃめちゃ好きパート。
◯2回目サビの並びがバカレア並びが最高of最高
これは、ライブ初披露のワイドショーから気付いてて「エモいーーー!!!」と正月から叫んでいた並び。
エモいとかそうそう言わないのに!これはエモいの例文に推薦したい。(再び)
今でこそ、ジェシーときょもがセンター並びの多いSixTONESですが、「バカレア」のメイン中のメインは森本慎太郎と松村北斗。
そして、この2人をセンターとして、ジェシーと高地優吾がペア、京本大我と田中樹がペアのような6人組だったから、まさに、この、並び。
バカレアのことをSixTONESが忘れていないことなんて、百も承知だけど、やっぱりこの曲はSixTONESの戯曲(ストーリー)で、その原点はバカレアだったんだ、って、振付で伝えられてることが最高。
そして、なによりシンガーソングライターでもなく、振付を自分でしないSixTONESだから、作詞の方然り、振付師の方然り、楽曲コンセプトの段階でこうやってデビュー前のこともひとつの繋がりとして大事に扱ってくれてる制作サイドにありがとう…と拝みたい気持ちになった。
あとは、皆さまビジュアル良くて、自分の仕上げ方わかってるTHEジャニーズなSixTONESありがとう!!!
SixTONES「共鳴」3/2発売です!
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