-日記- 私が書く理由ってなんだろう
久々にnoteを書いてみる。
書くことがないから書けないと思っていたけれど、生活の小さなことに目を向けられていなかっただけかもしれない。
人生にそうそう書くべきほど大きなことが起こることはない。誰の人生も平凡でつまらないものだ。私たちは毎日同じような日が続くことを想定して生きている。そうじゃなければ明日何が起きるのかドキドキして毎日安心して眠りにつくこともできない。
そもそもnoteに書くべきこととはなんだ。自分自身が自分の考えに対して自信を持って「書くべき」と判断することなんてあるのだろうか。自分の中に消えては浮かぶよしなしごとは自分にとって常に当たり前で、わざわざ人様の目に触れさせるものとは思えない。でも同じように平凡な毎日でも同じように感じて生きてはいないから私たちは人の書いた文章が読みたくなるのだろう。
だから私も自分では当たり前のように感じていることが誰かにとっては新鮮に感じられることを願って、日々を記録してみようと思う。
生活の小さなことって例えばどんなことだろう。
今日の朝のコーヒーが美味しかった。
散歩に出かけたら空気の冷たさと太陽の温かさがとても心地よかった。
家事をしていたら普段気にかけないところの汚れを発見して掃除をすることができてスッキリした。
誰しもが感じるであろうことだ。
私がわざわざ書く必要はないような気もする。
でも何かに悩んで落ち込んでいるとき、大事な人と喧嘩をしてしまったとき、仕事が忙しくて視野が狭くなっているとき、些細なことに対して代わりに注意を向けて生活のぬくもりみたいなものを思い出させてくれる人がいたらと思うことがある。私はとりあえずそんな役割を小さく担うことができたらいいなと思った。