ポジティブ心理学
というオンラインカリキュラムを受講してきました!
「ポジティブ心理学」
独自のカリキュラム名かと思っていたのですが、実際に存在する学問だとご存知でしたか?
一般的によく聞かれる「ポジティブシンキング」とは違いがありまして、
「ポジティブシンキング」は前向きな考え方をすること、プラス思考に物事を捉えることを言います。
何か事象が起こった時にマイナスの面ばかり見るのではなくプラスの面に目を向ける
気持ちを切り替えて前向きになるということですね!
対して「ポジティブ心理学」とは、
"人が幸せになること"を追求する学問のことです。
ポジティブ感情だけでなくネガティブの要素も取り入れた上で、幸せとは何か、どのように幸せを引き出すことができるかを追求します。
そう言った意味では、常にポジティブ思考でいることが正しい!と定義する学問ではないのですね☻
私は常々思っていたのですが、ポジティブシンキングは時に心を疲れさせます。
例えば道端で躓いて思いっきりコケたとして、その傷が大したことないものだとしたら
二度と転ばないようにしようと教訓になり、いずれ傷は治り話のネタになる。
このくらいならまだ良いでしょう。
でももし修正がきかない、取り返しのつかない出来事だとしたら、それらを人生の試練だ運命だ、意味あるものとして前向きに受け止めよう!
そのような考えになれますか?
辛いことを無理矢理良い方向に解釈するのは、本心に目を向けず心に蓋をしているのと同じ(..)
ネガティブな出来事や感情も一旦受け止めた上で幸せについて再考する、
自分の幸せを深掘りし、それらを引き出す方法を知ることで幸せへと導いていこう!
こちらの方が道理にかなってる気がします(´ω`)
■ヘドニアとユーダイモニア
早速学問っぽい言葉が出てまいりましたが、笑
これら2つは幸せの種類です。
ヘドニア=五感を使って得られる快楽・幸せ
ユーダイモニア=自分の強みを活かして意義のあることに打ち込む幸せ
ヘドニアは、欲しいものを手に入れたり、美味しい物を食べたり、一時的な楽しい時を過ごして感じる幸せのこと
手軽に感じられる分、多くの場合は長続きしない幸せと言われています。
ユーダイモニアは、目標に向かって努力を積み重ねる行動と、困難を乗り越える時の充実感から発生する幸せのことで
到達するには時間がかかり、苦労や困難を乗り越えなければいけませんが、それらの先に幸福がある!と捉えることができます。
これら2つの幸せはどちらが良いとは一概には言えません。人それぞれ感じ方も違うでしょう。
答えを見つけ出すには、自分のライフチャートを書いて分析してみると良いです!
人生のライフイベントとその時々のモチベーションの上がり下がりをグラフにして書き出し
自分がどんな時に幸せを感じているか、そして今の自分にどの程度影響しつながっているかが見えてくるでしょう。
人生においてはヘドニアとユーダイモニア、両方のバランスが大事だなー、と感じていますが
長い目で見て今の自分に影響し幸せに繋がっているのは圧倒的にユーダイモニアの方でした!
学生時代の部活、1年間の留学経験
今の仕事に就いて社会と社内の荒波に揉みに揉まれ、、楽な道ではなかったですが最終的に得たものとそれらによる幸せの感じ方は計り知れないです。
この歳になってやっと気付いたかという恥ずかしさもありながら
気付けてよかった!とプラスの側面に目を向けつつ
人生100年時代、まだまだユーダイモニアを積み重ねていきたいですねっ٩( 'ω' )و
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