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天才か?反逆者か?

こんにちは、まゆきち☆です。
急に思い出して、バンクシー展に行ってきました。
緊急事態宣言をうけて5月末までクローズしていたんですよね。行きたいなと思っていたことを忘れていました。
貴重な梅雨の晴れ間に何しようかと考えた時に、月曜やから美術館は開いてへんよなぁ…と思ったことから、あ!!バンクシー展!と思い出したのです。ラッキーなことに月曜日も開館していました!

密を避けるための入場制限もあり、オンラインで1時間ごとに区切られた時間帯まで指定して予約するようになっています。当日ふらっと立ち寄って入場はできないそうです。

自粛期間に遅ればせながらデジタル革命が?起こったわたしは、美術館の音声ガイドアプリをインストールして、1作品ごとに説明を聞きながら、じっくり鑑賞してきました。
写真撮影可だったので、スマホ操作忙しかったです。

有名どころの作品、スマイリーの不気味さもよかったですが、
1番好きなのはこれです。キープ・イット・リアル。

立体的な作品だったので、それがわかるように撮ったらほかの作品や照明が映り込んでしまっている…素人なので、ほんとにダメダメです。

《キープ・イット・リアル》は2002年に制作され、ロサンゼルスの「エグジステンシアリズム」展で展示された。サンドイッチ型の広告バナーを身に着けた悲しげなサル、というよく知られたイメージには、哲学的な意味がある。すなわち、どんな状況においても自分自身であり続けることに価値がある、というものだ。不幸なことに今日のメディア時代において、人間の個性は失われるか、反対に見せかけだけの滑稽なものになっている。バンクシーは、この地球の誰もが自分自身に対して正直であり続け、「本当の自分」が面白いと思う方向に進む権利があると信じている。

キープ・イット・リアルのこのおサルさんにこれだけのメッセージが!!!
完全にそこまで読み取れない自分がいますが、なるほど・・・と音声ガイドを聞いて心に残った作品でした。

しっかり2時間…今までこんなに長いことなんとか展に滞在したことないわ〜ってくらいしっかり鑑賞させてもらいました。
換気のためいろんなところでサーキュレーターを作動させていましたし、冷房もかなりきかせていて、寒かったし、腰が疲れた〜。

出口前で、バンクシーは天才か?反逆者か?をオンラインで投票できるので、参加してきました。

メッセージ性の高い作品が多く、見せ方もうまいというか…策士…という感も否めないけれど、訴えかけているものはどれも「ちょっと立ち止まって考えてみて~。」と立ち止まらせるための作品だと思うし、実際に立ち止まらせることができる作品、技量はやっぱり天才だな〜と思うので、「天才」に1票!

今年5月には新型コロナウイルスと戦う医療従事者へのかわいらしい作品が話題になったところでしたよね。

権力や戦争、自然破壊、資本主義への問いかけのような作品が多いので、ツッコミどころ満載の世界情勢だから、また何か作品つくってるのかな?次どんな形で作品を発表するのかな?と
正体が明らかになっていないバンクシーのことを勝手に想像しながら、期待しながら、帰路につきました。

横浜でゆっくりしたかったのですが、地下街も商業施設もヒトヒトヒト。
帰宅ラッシュの時間帯にならないうちに、早々と横浜を後にしました。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
自分のやりたいと思ったことを実現できてうれしい日となりました!


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