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どくしょのきろく⑤

おはようございます、まゆきち⭐︎です。
先週読んだ本の記録です。

■『アフターダーク』
■村上春樹さん
■心に残った文章
ラブホテルで名前を伏せて働くコオロギさんの言葉
・世の中にはね、1人でしかできんこともあるし、2人でしかできんこともあるんよ。それをうまいこと組み合わせていくのが大事なんや。
・人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな。その記憶が現実的に大事なものかどうかなんて生命の維持にとっては別にどうでもええことみたい。
・まりちゃんもがんばって頭をひねって、いろんなことを思い出しなさい。お姉さんとのこと。それがきっと大事な燃料になるから。あんた自身にとっても、それからたぶんお姉さんにとっても。

記憶を燃料にして生きていく…

めっちゃかっこいいやん。と思いました。

幸せな記憶ばかりじゃなく、悔しかったり、悲しかったりした記憶さえも生きていく燃料になるんだなと思います、ほんとに。

怒りに任せて生きるより、穏やかに誰かの幸せを願って生きたいけど、そんな綺麗事ばかりで世の中回ってませんよね。

思い出せば…何年経っても何度でもその記憶が自分の人生の燃料になって前へ進めてくれる…のかな。と思えました。

村上春樹さんの本を読むと、うーん難しい、と何度も戻りながら読んで…を繰り返すことが多い。
この終わり方から何を感じたらいいのかな?と思うこともしばしば。

村上春樹さんの本は読み始めると続けて読みたくなってしまうのはわたしだけでしょうか?
今、『風の歌を聴け』を再読中です。

といっても読んでからずいぶん経ってるのではじめましてな気分です。やっぱりアフターダークの方が幾分読み易い…かな。

あまり根を詰めすぎない程度に読み進めて、今回こそ、追われない、ゆったり読書になりますように。




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まゆきち☆
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