日下野由季『句集 馥郁』(ふらんす堂・平成30年)
みなさま、こんにちは。
今日は『句集 馥郁』という本を見ていきましょう。
本書は日下野由季さんの第二句集で、第42回俳人協会新人賞を受賞されました。俳誌「海」の編集長をなさっています。
俳人の大木あまりさんが栞文を寄せています。大木さんの「どのページをめくっても、透明な句に出会うことができる」という一節が本書を象徴していると思います。とても素敵な句集です。こういう本はめったに出会うことができないので貴重です。
外に出て金木犀のかおりに出会うと、秋の深まりを実感します。