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私が能登と出会った理由

気が付けば1月も終わりかけ
何気に2025年初の投稿です(皆様あけおめw)
1月24日から26日まで能登に行ってきて、色々とお酒に合いそうなつまみや(もちろん酒も)購入してきました。その話はおいおい書きますが、今回は能登に行くことになった経緯を含めて現状などを私の言葉で綴ります。


九州の酒好きが能登とつながるきっかけ

正直、2024年元旦に起きた令和6年能登半島地震で、石川県能登地域を知りました。石川県の輪島塗位は知っていましたが、行ったこともないし行き方もわからない。

それがどうして、2024年、2025年と能登地域を訪問しているのかというと、能登地域の事業者様の課題解決のサポートをしているからです。

興能信用金庫様を中心とした様々な組織の方々が銀行の休眠預金を活用して、社会公益性の高い事業をやろうというプロジェクトがあり、私は輪島市で酒屋を営む企業様の支援をさせていただくことになりました。

休眠預金って?

休眠預金って言葉、私も今回初めて知ったのですが、金融機関に預けられていて10年以上経過して持ち主が引き取りに来ない預金のことを言うそうです。
事業運営で困っている人は日本全国にいるのは承知のことですが、今回は能登半島地震と半年後の水害のダブルパンチを受けたけれども、なおも能登地域で事業を続けたいという方々を支援するということで公共性の高い事業と判断されたようです。

実際、街に商いがないと、人は生活していけないからですね

具体的なサポート内容

リンクしたnoteにも記載しているのですが、ここではもう少し掘り下げてご紹介します。(と言っても現在進行形です)

シェア先のURLでは、簡単にECサイトのお引越しという表現を使っていますが、深堀するとこんな課題がありました。

課題:コロナ禍になんとなく始めたECサイトの売上を上げたい

輪島市に実店舗を構えて酒屋を営んでいらっしゃるのですが、観光で訪れる人が少なく震災前コロナ前のように飲食店も少なくない状況がまだまだ続くことが予想される状況では、もう一つ売上の柱がほしい。
そこでなんとなく始めたECだけど、ここに少し注力していきたいという思いをお持ちでした。

課題:運用コストが意外にかかる

現在使用しているカートのクレジットカード手数料がそこそこ高く、そこを下げたい。また、過去購入されたお客様への情報発信等が全然出来ていないのでどうしたらいいか教えてほしいというお声もいただきました

EC運用に必要なこと


上記の課題を受けて、まずはお客様の分析から行いました。
過去購入いただいたお客様が、どこに住んでいて、どんな商品を購入されて、年齢層はどの位で…というような内容。
業務を行っていたら肌感覚で感じる所はあるかもしれませんが、可視化することが重要だと思っています。

また、次の課題にも通じる所がありますが、酒ブティックおくだ様の場合、
能登のお酒の品揃えが多いというのが一番の売りだったのでそこを強調するサブスクの開発や商品構成なども提案させてもらい、進めている所です。
この辺りは完全に飲兵衛の血が役に立ったところですw


EC運営において一番重要なことは、どれだけリピート購入につながるしかけを作れるかだと感じています。
そのためには魅力的な商品構成や、ここでしか購入できない商品等も確かに重要なのですが、消費者目線での買いやすさ、支払い方法の豊富さ、送料設定などを整える必要もあります。
今回はカートシステム自体を変更するとのことだったので、システム選定からしっかり寄り添い、納得いただけるところで新しいECサイトを現在構築している最中です。

実際に能登に行ってみて感じたこと


雪が残るのと里山空港

能登の魅力は、人だそうです。
私もそれは、本当に思いました。
更に私は、そこに魅力的な食と酒があると感じています。

大地震に線状降水帯による水害という2大被災をしながらも、能登で商いを続けるという選択は…並大抵の事じゃなかったことでしょう。
各々が、一生懸命考えて現在の決断をしてそれぞれの場所で頑張っていること自体が素晴らしい人達だと改めて思います。

街の印象としては、前回より解体が進んで更地が増えた印象です。
なんせ初めて能登を訪れた時は、道路の液状化もまだまだひどく「ここ通っていいの?」みたいな箇所が多かったのですが今回そこは随分と改善されていました。

長くなったので、つまみと酒の話は次にします。

そして、まだまだ様々なところから
能登地域の応援を続けていきます!



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