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九州の甘酒と関西の甘酒のちがい

先日、関西のとあるエリアへ出張しておりました。
その帰りに神戸市に寄り道をして酒蔵めぐりをしてきました。


特にお目当ての酒蔵があったわけではないのですが
灘は酒処と聞きますもので。。
荷物があまりふえすぎてもいけないので、今回は2つの蔵だけにとどめて。

魚崎駅から徒歩10分位でたどり着いたのが
小山本家酒造 灘浜福鶴蔵


駅でみかけた「発酵文化体験空間」という言葉で行かねば✨と半ば使命のようなものを感じ(笑)て訪問。
今は酒造りの時期ではないので見れませんでしたが、シーズン中は酒造りの現場を上からリアルにのぞいたり香りを感じたりすることが出来る体験ゾーンはリベンジしたい場所でした。

浜福鶴さんは2階が発酵文化体験空間(展示スペース)、下が物販や有料試飲コーナーになっていたので、この日は酒粕や甘酒、みりん粕など気になるものを購入して次の目的を目指します。

甘酒は何から作られる

ちなみに、甘酒ってどうやって作られているかご存知でしょうか。
一般的な話として甘酒には大きくわけて酒粕から作られるものと
米麹から作られるものの2種類があります。
酒粕から甘酒を作るには、アルコールがしっかり飛ぶまで煮詰めたり砂糖などの甘味量で味を調整したりと素人には大変そうなイメージがあって、自宅で作る時は大体が米麹を使って造っています。

米麹の甘酒はレシピにもよりますが、水と米麹を一定時間保温しておくだけで作れますし、麹や米の甘さで砂糖を入れずとも甘くなるので健康的。

ドロッとした甘酒VSさらっとした甘酒

ここからは完全に個人の主観の話です。
浜福鶴さんで購入した甘酒は米麹を発酵させたタイプのものでした。

自宅に戻って早速冷やして飲んでみると
九州の甘酒よりさらっとしていて粒が細かいという印象を持ちました。
あと、少しだけさわやかな酸味を感じる(それは体調的なものかも)

酒造りに使う酵母ってめちゃくちゃ種類があって日本酒の場合は大体黄麹だそうなのですが、その黄麹にもめちゃくちゃ種類があるらしいですし、使っている水が違うと味わいも変わるんだなぁと発酵の奥深さを味わいながら美味しくいただきました。

普段私がよく飲んでいる甘酒というか、九州で一般的に流通されているものは米麹の粒がしっかり残っていて、瓶のふたをあけるとほんのり麹が香ったり、酸味よりも甘味が強いタイプのものだったので、浜福鶴さんの甘酒との違いに軽いギャップがすごく新鮮でした。

瓶じゃなくてペットボトルだったのも、重くなり過ぎず買いやすいポイントよね。

酒蔵の規模も北部九州界隈と浜福鶴さんでは違うでしょうから(九州は小さい)製造方法や生産量、麹などによって違いがあることを体感して学んだのでより九州以外の酒蔵さんの甘酒に興味が沸きました。

また、飲んでみたら
レポートします


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