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繊細さんの起業しくじり話

今日はHSP(繊細さん)気質の私の起業しくじり話を書いていきます。

しくじりの根本原因は「メンタルの土台が整っていなかった」ということを前回の記事で書きました。

私が思う「メンタルの土台を整える」とは、自分軸を整え、“経営者マインド”に育てておくということです。

自分軸を整えるには、自己認識・自己理解が必要があるし、“経営者マインド”といえるような状態とは自分の選択に責任が取れる状態であると私は思っています。

サラリーマンの場合(職種にもよりけりでしょうが)、そこまで自己理解しなくても、やることさえやっていれば、仕事は回るし、会社のルールがあって、そのルールに基づいた選択をしていれば、ほとんどの場合、問題とはなりにくい。

仮に選択のミスがあっても(小さな選択は別として)、最後はトップが責任とってくれるケースがほとんどではないでしょうか。

でも、起業したら、そうはいきません。

それなりに自己理解・自己認識をしていないと、仕事を進めるのにいろいろと支障が出るし、ルールは自分で決め、自分で自分の責任を取る必要があります。


残念ながら当初の私は、このメンタルの土台が育っていなかったし、

恥ずかしながら、そもそもメンタルの土台を整えることが起業に必要だということにすら、気づいていなかったんです…。

要するに私はほとんど無知のまま、なんとなーく起業家さんの表面的な活動を見て、私もやれるかも?なんて考えで独立してしまっていました(苦笑)

なんて無鉄砲なんでしょうか?

しかも、私の場合は過去の経験が仇になっていました。

前職時代に農家さん(個人事業主)のビジネス相談の仕事もしていたので、起業に必要そうな知識は持っている、だから私はできる!なんて思っていたんですよね。


今思えば、なんて傲慢だったんでしょう…としか言えません。

“知っている”と“できる”とは大違い。

やり方はわかっていても、メンタルが整っていないと、やれません。

そしてこのメンタルって、勉強しさえすれば身につくのではなく、実践や体験を通して、初めて身につくものです。

そこに気づいたのは、かなり後になってからでした。

繊細さんこそ、メンタルの土台を整えておく必要がある


繊細さんは、
・敏感で傷つきやすい
・空気を読みすぎて自爆する
・振り回されやすい
・深く考えすぎて動けないことがある
・プレッシャーに弱い

などのような特性を持っています。

この特性に良し悪しはなく、もちろん活かすことは可能だし、いい意味で活かしていくことが大切です。

ただ、メンタルの土台が整っていないと、この性質がもたらすネガティブな部分が暴走しがち。

私の場合で言えば、
例えばメルマガを発行して、解除する人があれば、いちいち「否定された」「嫌われたんじゃないか」と受け取ってしまったり、

目立って叩かれるのは嫌だから、こっそり活動をしておこうだとか
私なんかが、薄っぺらい発信をしても…と思ってしまったり…。

私はこんなふうに、お客さま目線に立つどころか、自分がいかに傷つかないで済むか?しか考えられない思考が暴走していたわけです。

これではお客様のお役になかなか立てませんよね。

だからこそ、繊細さんで起業したい人は、自分の特性がポジティブに活かせるように、まずはメンタルの土台を整えることから取り組むべきだと思っています。

少しでも繊細さんで、これから起業したい方の参考になればうれしいです。


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