発達障害を持っている人は子供を作ってはいけない!?
1,世間の心ない言葉
『発達障害の人は子供を作るべきではない』このような、世間の心ない言葉に『私が子供を 望むのは間違えだったの??』そう思い悩んだことはありませんか? 私は、あります。
2,それって子供じゃなくても言える
でもね・・・考えてみて? それって子供じゃなくても言えることじゃないですか?
「発達障害の人は子供を・・・」の、「子供」の部分を他の単語に置き換えてみてください。 「仕事」「物」「友達」・・・他に何があるかな? その言葉をあてはめて読んでみて?
3,なぜ「発達障害の人は子供を作ったらいけない」
「子供を物と一緒にすんな!」そんな声が聞こえて来そうですが、本当にそうですか? では、なぜ「発達障害の人は子供を作ったらいけない」そう思いますか?
その心ない言葉を発する人の声の多くがこれ。
「遺伝している可能性が大きいから」
は!? 発達障害を抱えて生きている人を何だと思っているのでしょう・・・。
4,世間から見て、発達障害を抱えながら生きている人の印象
アインシュタイン、エジソン、他にもこの世に功績を遺した偉人で発達障害だったと言われている人は沢山います。 スポーツ選手、芸能人の中にも本人がカミングアウトしている人は増えてきていますよね。
「そんな成功している人なんて、ほんの一握りでしょ?」
・・・これが今の世間から見て、発達障害を抱えながら生きている人の印象です。
5,それも仕方のない話
今でこそ発達障害当事者が自身の特性と向き合い受け入れ、ネタにして受け入れてもらいやすい工夫をし 発信活動をする人が増えてきましたが、ひと昔前はどうですか?
「発達障害を抱え、自分はこんだけ苦労してきたよ」 「これだけツラい想いを乗り越えて来たよ」「病院へ行きましょう」が中心でしたよね・・・。 『発達障害を抱えて行きている』=『生まれながらにして苦労している』という印象を定着させるだけさせてきた当事者たちのせい。
とはいえ、『子供を作った方が幸せになる、作るべき』とかって子供を作ることを推奨しているわけではありません。 子供を作らずに生きて行く事を選んだ人、パートナーと話し合い二人で納得した上で子供を作らない道を選んだ人。 発達障害当事者でなくてもその人の価値観であり生き方です。
6,「どうにかなるって」
「どうにかなるって」。その言葉で子供を作ることを決意するのもどうかと思いますが・・・好きな人との子供が欲しいと願うなら、 パートナーと気持ちを確認した上で、授かることを願いながら生きてもいいのです。 経済的に厳しいと思うのなら、どうすれば子供を育てていけるのかを学べばいいのです。
今この文章を読んで考え学ぼうをされている皆さんなら、きっと大丈夫。必要な情報をちゃんと引き寄せ吸収し、きっと『諦める必要は ないんだ』と思える情報が得られると思うのです。
7,「〇〇を作りたい」と考える人の思考と大差ない
人生のシュミレーションをしてみるきっかけにもなるかも知れませんね。 ここからは、『会社を作りたい』そう考える人の思考と大差ないと私は考えます。
『発達障害を抱えているから、子供を作るべきではない』というのは・・・果たしてそうなのでしょうか? ・・・と、私は世間に問いたい。発達障害当事者の皆さんにも問いたい。
「子供を産んでしまったら、そういうしかないよね・・・」そんなセリフ、もう黙って言わせておかない風潮を、一緒に作って行きませんか? 一歩ずつでいいのです。「小さなことからコツコツと・・・(西川きよしさん口調で)👀」
補足:発達障害当事者が生活に行き詰ってしまったとき
どうすればいいか(診断済み)の方
1,精神障害者手帳を発行してもらう ⇒通院(診断を受けた)精神科で発達障害の症状レベルを主治医に判断してもらい、申請してもらえる。
2,福祉を頼る ・お住まいの市・区役所の福祉課へ相談 未診断の場合は、まず『発達障害支援センター』に電話し、家から近い場所や通いやすい かつ『発達障害の検査』を受けることのできる専門病院を2~3教えてもらうところから
これらについて語ってくれている方は沢山いらっしゃるので、一度YouTubeなどで検索して動画を通してお話を聴き、雰囲気を掴むのもお勧めです。
その中で、福祉の制度やサービスについてお話されていて私が心を動かされたYouTube動画を二つ紹介させていただきます。
発達障害カウンセラーかずき 様
https://youtu.be/KGWFcT4-zuI?si=rmP_yKh1_UJ2URTs
この動画では、福祉の制度やサービスを受けるためにはまずどうすればいいのかをお話してくださっています。
発達障害ASD ゆきのこチャンネル 様
https://youtu.be/UbitNCetKMc?si=oTFeu9AKzDyrX9wj
この動画では、実際に役所へ行かれ福祉の支援の更新・福祉サービスについて聞かれたお話をしてくださっています。
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