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BOOK:お探し物は図書室まで


お久しぶりのnote。
ずっと書いてなかったけど
結局いつも戻ってきちゃう。

最近は、昔読んだことがある本を
(昔って言っても1-2年前)
読み返すのが好きで、

一回読んだはずなのに、
良い本だったはずなのに

「どんな話だったっけ?」
「何がメッセージだったっけ?」

ってなって、意外と覚えてなくて
読むと「あ!そうそう。」って
思い出すサイクルを繰り返しています笑


そんな中で、読み終えたばかりの本は
青山美智子さんが作者の
「お探し物は図書室まで」
って本。

司書の小町さんって方が
様々なお悩みや不安を抱えている人に
ぴったりの本を紹介するって話。
しかも、相手としては

「え?これ…?」

って最初は意外だけれど、
徐々に意味がわかって
自分の人生を変えるチャンスを
見つけていくってストーリーだった。

悩みがリアルで共感できるものもあったし
良い言葉が沢山あったの。

仕事に対して目的やモチベーションなく
ただ日々消耗していくOLには
「ぐりとぐら」を通して
日々のことをひたむきにやっていく大切さ
仕事以前に食事など自分の生活が大事なこと
を伝えたり、

定年退職して暇を持て余している男性には
詩の本を通して、
「横歩きの大切さ(視野を広げて歩く)」
を伝えていました。

個人的に心に残ったフレーズも
沢山あるんだけど…

まずこれ。

計画や予定が狂うことを、不運とか失敗って思わなくていいの。
そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も

青山美智子「お探し物は図書室まで」より引用

私は計画を立てるのが大好きで
それ通りに実行できることに満足感を
覚えてしまうのだけど、
その分狂うと気持ちが落ち着かなく
なることがあって。

予定通りじゃなくても
その変化を楽しめば良いんだなって
心が楽になった。

あとは、

”理屈よりもワクワクするなら、その選択が正解だよ。”
”心が動くこと自体が大切"

青山美智子「お探し物は図書室まで」より引用

心がワクワクする瞬間が人生であるって
年齢を重ねれば重ねるほど
責任も増えて、守るべきものできて
なくなっていくと思う。

でもそれは、自分が常に
「安心できる道」を選ぶように
なっていたからかもしれない。

ちょっと怖くてもワクワクする方へ
心が喜ぶ方へ
足を踏み出せる人になりたい。
そしてそれを楽しめる人と
一緒に過ごしたい。

"この時間を大事に過ごそう。"
"「ある時間」で、できることを考えていく"
"1日の大切さに何の違いもない。"

青山美智子「お探し物は図書室まで」より引用

時間の使い方についても
考えさせられるワードが
沢山出てきた。

確かにどんな日も24時間。
変わることはない。
未来を変えることはできないけど
今日過ごす1日は変えられる。

だから、一日一日の選択が
とっても大事なんだなと思った。


その中でも特に
お気に入りはこれ。

行き詰まって悩んだ時にふっと、見方を広く変えてみよう、
肩の力を抜いてカニ歩きしてみよう

青山美智子「お探し物は図書室まで」より引用

カニ歩き🦀っていう
ワードチョイスが
絶妙に可愛くて。

だけど真理をついてるなって。
自分が悩んでいるときや
成長できていないって感じる時
世界の中で自分が誰よりも
どん底で苦しんでると思う。

そんな時こそ視野を広げて
周りを見てみると
自分が今手に入れているもの
今ある幸せに気づくことができる。


まぁ、正直どんな人も「今が大事」
「あるものに感謝を」という考え方を
聞いたこともあるし、
それが大事なのもわかってると思う。

それでももきっと悩んじゃうのが
人間。だからこそ、
本は新しい学びを与えてくれるもの
でもあるのだけど

自分の価値観を再発見する

ことが大きいと思う。
大事にしたいと思うこと
自分の人生の価値観と合うから
本のメッセージに共感できる。

この本はすでに一回読んでたけど、
その時も感動したはずだけど
すっかり抜けていて
全く新しい新鮮の本として
読めたから不思議。笑

繰り返し「みる」「読む」
って大事だな。

少しでも忘れないように
最近は本で心が動いたワードに
蛍光ペンを引くようにしてる。

忘れたとしても
また2年後とかに読んで
「あーこの時、ここが良いと思ったんだ」
って変化とか変わらないものを
見つけていきたいと思ったから。


次は何の本を読もうかな。📕
おすすめがあれば
ぜひ知りたいです😊


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