キャリア迷子に陥る3つの原因
先行きが分からないVUCA(ブーカ)の時代と言われる今。
一世代前のように、レールの上を進めば安心、というような
感覚はなくなっています。
特に、コロナ禍を機に、これからのキャリアを考え始めた方が
増えていることを感じます。
また、ある研究機関の調査でも、
仕事をしている人の8割が
「自分に合った仕事の見つけ方が分からない」
「自分の人生やキャリアでどうしていきたいか分からない」と
考えていると回答。
一日の大きな割合を占める仕事時間。
せっかくやるなら、自分らしく充実した時間にしていきたいですね。
キャリア迷子に陥る原因を3つご紹介します!
①他人軸で考えている
物事を判断する時に
「~したい」「~したくない」という自分軸でなく
「~すべき」や「~してはいけない」という他人軸で考えている
傾向があったら要注意!
周囲の「正解」にばかり合わせていると
何がやりたいのか分からなくなります。
そして、「自分の軸」がみえていないと
本当にやりたいことは何だろう?と
ずっと探し続けることになります。
②「その仕事を通して何がやりたいのか」が見えていない
職種がやりたいのはなぜなのか?
それを通して何がしたいのか?がみえると、
その山の登りかたには色んなアプローチがあることに気づけます。
例えば・・・
私が局アナ&ディレクター時代。
「女性達ママ達が元気でイキイキしていることの大切さを痛感。
ママ達が自分ももっとチャレンジしてみたい!と思ってもらえる
きっかけになる番組を制作したい、ということが
「仕事を通してやりたい」と感じていたことでした。
そのため、アナウンサーでも記者でもディレクターでも
アプローチの仕方は色々ある、山の登り方は色々あると考えていました。
③ゴールを1つに決めようと完璧主義になっている
何か1つの「正解」を探そうと、
無理やり選択をしても結局また迷うことになります。
まずは、自分がどんな状態が幸せな状態であるか、をまず考えてみること!
そして、
これまでのキャリアの「選択」の裏側にどんな自分の想いがあったのかを
振り返ってみると、
自分の価値観や気づいていない想いをみつけることができます。