![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133407116/rectangle_large_type_2_4b15929ea8d3101ae28d2014aa40ddde.png?width=1200)
#67◇抗がん剤治療を再開◇2022年2月8日
夫と私の闘病記として、神様の御業の証として書いています。
まだ自己紹介をお読みでない方は、↓ からどうぞ。
私は夫のことを「かずちゃん」と呼んでいたので、その呼び名で書きます。
2月8日(火)
肝臓への転移がわかり、
抗がん剤主治医のO先生から別の抗がん剤治療を提案されました。
治療をしない選択肢もあったと思いますが、
私たちは治療を続けることを選びました。
かずちゃんが抗がん剤をする時に、
膵がんの抗がん剤は3種類しかないと言われました。
1 フォルフィリノックス
2 ゲムシタビン&アブラキサン
3 S-1(飲み薬タイプ)
手術前にしていたのは2のゲムシタビン&アブラキサン。
これを投与しても肝臓のガン細胞を死滅させられなかったため、
試すならフォルフィリノックス一択です。
(S-1は効果が弱すぎる)
![](https://assets.st-note.com/img/1709982801299-rYCfVU2TVV.png?width=1200)
フォルフィリノックスは欧米人にはよく効くが、
日本人にはゲムシタビン&アブラキサンのほうが効果がある。
そのため、術前はゲムシタビン&アブラキサンを使っていました。
フォルフィリノックスが効くかどうかは賭けでした。
あきらめたくなかった。
かずちゃんも、私も。
O先生の説明を聞くために病院に行き、
私はそのまま仕事に向かいました。
かずちゃんは投与のための入院です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709983650624-dz79oBOdeE.png?width=1200)
かずちゃんは神様に守られている人。
私は、「かずちゃんは生きた証になる」と思っていました。
膵がんを克服し、神様の御業を体験するのだと。