機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを見て② ラクス構文
2回目に見に行ってきました。あと何回観るんだろうな…
だって、あまりにも劇中のラクスのセリフが私に刺さったのです。
以下、すっかり有名になってしまったラクス構文について語ります。
劇中のラクスのセリフについて語るので、ネタバレ注意です。
一応、①もあります。
ラクス構文とは
すっかり有名になってpixiv百科事典にも登録されています。
なのです!!
たぶん、これを言われて違いますよ、と言える人はそうそういないのではないのでしょうか。
劇中ではオルフェには全く響いていないようでしたが、最後まであまりわかっていなかったようにも見える…必要だから、定めだから、という理由での執着を見せていました。
このセリフもすごく胸に刺さりました。
そうか、とおもったのです。もし、相手が理想を押し付けてきたとき、「自分はそうじゃないよ」と思ってよいのだと。
でも、現実の恋人同士でよくある会話って…
ただし、恋人同士というのは、「私の好きなところ3つ言って」とかいったりするのです。愛しているのに理由が必要なのです。理由が必要というか、定期的にそれを確認したくなってしまうというか。
そして、キラが言う「僕には何もしてあげられない!!」というのも、割とよく見かけるきがする……
勝手に相手の望むことを推測して、それを与えようとする。もちろん、悪いことではありません。そして、恋人であればある程度の打率で相手がしてほしいことを読み取って、それを与えることができるでしょう。
ただ、もしそれができなかったとしても、愛が壊れると思う必要はないのです。それもそれで、「あなたの愛するラクス・クラインは私ではありません」案件だと思います。でも、そこに落ち込んでしまう事ってありますよね…
きっと、こうしてほしいと望んでるに違いない。こうできない自分は相手から嫌われてしまう…などと考えてしまうのはありがちだと思います。
好きだから何かしてあげるんであって、何かしてくれるから好きなのではないのですが、何かしてくれるから好きで、好きだから必要っていう流れは普通に成立するような…などと仕事中考えていました。こうなるともう「頭ハツカネズミになってないか!?」です。
そして、恋人から家族になったときは
とはいえ、愛するから必要なのです、から家族になったとして、其れだけで人生の荒波を乗り越えられるのか、ということも思います。
そんな甘いことを言ってもいられない局面ってあるのではないか…
現に、キラはアスランに修正パンチしてもらった後、キリッと救出にむかいます。期待された役割ですよね。キラがそこでうじうじ腐っていたら・・・・
これを助けに来てくれるキラだから好き(必要だから愛する)ともよめるよなぁ、でも、キラは、愛しているからラクスを助けに行ったんだもんな…と。
話は脱線しましたが…
さて、ここで、誰もこの曲について言わないのが不思議なんだけど、
どうしてもこの名言について考えたときに、ある歌が頭のなかで流れるんです。
SEEDのTV版3クルー目のエンディングテーマ、石井竜也さんのRIVERです。
愛がすべてを助けるわけではない。すべてを解決するわけではないけれど、立ち上がる勇気をっくれるのは、結局愛する人の存在であるということ。
SEEDの世界観の根っこの部分だと思います。
たしかコンプリートベストのブックレットによると、じつはこのアニメの為に書いた曲ではなくて、元々あった曲だったはずなのですが。(うろ覚え)
この胸のなかの愛とは、なんなのだろう…
ただ私はこの歌がすごく好きで、今でもよく聞いています。
愛がすべてを助けるわけではないけど、やっぱり愛だけがすべてを助ける力になるのだと思います。
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