死にたがりの君に贈る物語 をよんで

今年に入って初めて本を読んだ気がする。
なんていうか、死にたがり、というワードと、少女のイラストから、同僚も乗ってくる通勤電車ではなんとなく読みにくかったです。なんかね。

全国に熱狂的なファンを持つ、謎に包まれた小説家・ミマサカリオリ。だが、人気シリーズ完結を目前に訃報が告げられた。奇しくもミマサカの作品は厳しい批判にさらされ、さらにはミマサカに心酔していた16歳の少女・純恋が後追い自殺をしてしまう。純恋の自殺は未遂に終わるものの、彼女は「完結編が読めないなら生きていても意味がない」と語った。
やがて、とある山中の廃校に純恋を含む七人の男女が集まった。いずれもミマサカのファンで小説をなぞり廃校で生活することで、未完となった作品の結末を探ろうとしたのだ。だが、そこで絶対に起こるはずのない事件が起きて――。
著者自身の根源的な問いを内包する、痛切な青春ミステリ!

https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008342.html
書籍の内容

生きる意味もなくただ生きてるだけの今の私と、
何者かにならなければならないとなんとなくは思っていた中学高校の私のことを思って読んでました。

若者は自分の生きる意味、価値について考えてしまうのだけど、
30歳超えて生きてるから生きると思うようになったので、登場人物の1人、純恋の言動も、佐藤の言動も、まぁそういうこともあるよね、と思ってしまい、自分の加齢を感じました。

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