高校生諸君!大学の経済的支援(コロナ対応)調べはどう?
3月の休校から、卒業式中止!入学式中止!休校延長!そしてオンラインでの授業!と、大学も対応を迫られてきた。
恐らく、今後も対応しなくてはいけないことが多いだろう。
高校生諸君!この際、大学調べの番外編として、各大学の対応を調べてみたらどうだろう?
いつ、どんな対応を発表しているか。
また、学生がどんな反応をしているかも、君たちならSNSを通じてみることができるだろう。
それは、学ぶ内容と同時に「どこで学ぶか」、「どんな学生と学ぶか」を調べることになる。進路調べとしては意味あるものだ。
①明治学院大学
早かったのは、なんといっても「明治学院大学」4/21に学生全員に5万円の支給を発表!
②桜美林大学
4/8に、新入生全員にタブレット等の貸し出しを発表!
これには、桜美林大学卒業生が社長の”PC DEPOT”が協力していると、書いてあります。企業イメージアップに協力。
③芝浦工業大学
手続きのわかりやすさでリード!
一律6万円を臨時奨学金として支給!それを後期の学費から減額という形式で行う。各大学の手続きの詳細は後日となっている中、わかりやすい。
(すぐに必要な学生への支援にはなっていないが)
④獨協大学
4/25に、”遠隔授業支援特別奨学金”として、全学生に10万円!を支給と発表!
4/24金曜日、ここにきて、大きな大学が動いた!!!
⑤早稲田大学
学生、さらに中高生にも一律10万円を支給と発表!総額
5億円!とホームページに載せるセンスは、教育機関としてどうかという意見もあるが、「これだけ大きな大学が動くんだ」というインパクトとしてはありか?!これで、他の大学も動くしかない!となるだろう。
実は、早稲田大学は「授業開始の延期」の判断も早かった!
4/2には、新年度授業開始を5/11から!
その授業は原則、オンラインで行う!と発表していた!!
⑥立教大学
早稲田の経済的支援の直後、MARCHの一角である
「立教大学」も4/25土曜日、すべての学生に対して一律5万円の「学修環境整備奨学金」を給付!と発表!!
立教大学は、実は今まで、速い動きを見せていた!
3/19には、一部の授業をオンラインとして4/9から開始!と発表!
しかし、全登校が不可能になると4/3に予測し、4/30からすべての授業をオンラインで行うと、再発表!!
立教大学は、2021年度入試から入試制度を大きく変えている。
英語は独自問題を使わず、大学共通テスト(新センター試験)と外部検定を活用する。さらに、個別入試日程をなくし全学部日程を複数回行う。
大学関係者に聞いた話によると、立教大学は大学としてのまとまりがあるらしい。それは、この入試改革からも伝わる。
⑦青山学院大学
ところで、「青山学院大学」おしゃれでお金持ち、女子はかわいくて男子はナヨナヨって思っていませんか?骨太の学生たちがいます。
「施設設備費免除」を訴え、署名活動中! change.orgを利用!
これが、4/4から始まっているという。弁護士にも相談したりと、積極的に活動しています。青学生やるなあ!
この動きは、青学だけでなく、早稲田や慶應にもあるそうです。
学費を返してもらうなんて、おかしいでしょ。施設維持費とか学生が使わなくてもかかるんですよ!という人もいますが、まず、学生が考えを伝える活動をすることは、立派だと思いませんか?
ちなみに、海外を見ると、一部返却している大学はあります!
さらに、日本の大学の学費は毎年上昇を続けています。
青山学院は、「入学式の中止を前日でも判断する!」など素早い動きもしています。各大学の対応、今後も注目です。
⑧各大学のホームページで
例えば、青山学院大学のフィットネスセンターは、おうちトレーニングの動画を上げています。駅伝の青学らしいですね。
早稲田大学はキャンパスVRツアーやMuseum LIVEの動画をアップ!
学生に少しでも大学を感じてほしいと努力しています。
https://www.waseda.jp/culture/news/2020/04/20/10208/
これらは、大学の先生たちだけでなく、事務の方々の工夫と頑張りによるものです。高校までと違い、大学では事務の方たちが大学の運営にも大きくかかわっています。
大学の研究や入学後の学習環境としての設備について調べるのはもちろん大切です。でも、今だからこそ、大学の姿勢が見えるとも言えますね。