GOOD WAR 18.みんなの味方でみんなの敵
今日は京都芸術センターでの稽古。
制作室7は綺麗で鏡のある部屋。靴も脱げる。暖房も効く。普通すぎることだけど快適すぎる。
さて全員集合。
台本が完成した模様。でもあまり納得いっていなさそう。さては時間に追われて妥協したな。
はじめから返してゆく。
このとき、この場所もまた「あの日」なのであり、ここまでのそれぞれの時間を感じられる始まりになるといいなと思った。
頭上の一つの電気がまたまどいせんしている。
(元)学校というのはなんでこうも電気がチカチカしているんだ。
本番まで残り二週間ほど。
作品として、徐々に形になってきているのかな。
輪郭はあるのかな、という感じ。
地獄の方角は下、天国は上、らしい。
舞台は、過去現在未来、全ての時間が今ここにある。そういう特別な場所に思える。
精神と時の部屋、異次元ミュージアム、ブラックホールの隙間。
移動や動きがその場その場のご都合次第というか、空白を埋めるためだけに見えるというか、流れがない、文脈がない、
バラバラに見える、それが美術館っぽいと言えばそれでいいのかもしれないけど、なんだか違和感もある。
伊奈さん、ご自身が座っている椅子を使ってドラムを鳴らしてくれる。本当にドラムっぽく聞こえるからふしぎだ。
これは言っておきたいのだが、この作品、全伊奈さんのファンの方、全伊奈さんのお知り合いの方に見て欲しい。
衣装合わせをしてみるも、全然しっくりきていない模様。
誰も、なにも、着たいものがなくて、どこにも主体性がない。
以下、顔。
以上。
出席:河井、伊奈、諸江、山下、渡辺、田中
日時:2021年1月24日(日) 11:00〜17:00
場所:京都芸術センター
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ルサンチカ 『GOOD WAR』
「GOOD WAR」には、私たちが「戦争」と聞いて想像する争いと、社会に実際に存在する争いの両方が含まれています。争いに勝った人、争うことをやめた人、これから争う人、争いから逃げる人が剣闘士として登場し、「よい争い」と「わるい争い」の区別がないことを実感しながらも、自分(や自分の周囲)の生活のために争いを行います。
私たちは生きている限り、これからも誰か(または環境)と戦い続けなければいけません。現時点で戦っていなくても、生きている限りいずれ争いに巻き込まれます。『GOOD WAR』ではそのいずれ行われる争いと、過去にあった争いとの向き合い方を鑑賞者と共に考えるべく演劇作品を上演します。
日時:
2021年2月5日(金)、2月6日(土)
2月5日(金) 19:00
2月6日(土) 11:00/15:00
会場:京都府立文化芸術会館
チケット(発売中)
一般 予約:2,500円 当日:3,000円
U30 予約:2,000円 当日:2,500円
高校生以下:500円
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
発売方法:パスマーケット、当日販売のみ
チケット取り扱い:
オンラインチケット(パスマーケット)→https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012t5m11b5x68.html#detail
構成・演出:河井朗
ドラマトゥルク:田中愛美
出演:伊奈昌宏、諸江翔大朗、山下残、渡辺綾子
美術:辻梨絵子
音響・照明・舞台監督:京都府立文化芸術会館
制作:沢大洋
企画・製作:ルサンチカ
協力:古川雄大、台風クラブ、ARCHIVES PAY
主催:京都府、指定管理者 創、Kyoto演劇フェスティバル実行委員会、ルサンチカ
助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団、公益財団法人パブリックソース財団、京都府文化活動継続支援補助金