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私の英語多読遍歴43:The Highly Sensitive Person

似たようなのが続いております。このころHSPとか内向型という性格分類にいたく感銘を受けており、関連書籍を和書含め読みあさっていました。

この本はHSPという概念を提唱したエレイン・アーロン博士の本です。なのでHSP関連書籍の草分けですね。ざっくりいうとやたら周りに影響を受けてしまう敏感な質のことをHSP=Hiper Sensitive Personと分類し、その特性やよくある困りごと、解決方法などを解説しています。

いままでこういった特性には名前がなかったこともあり、特に当てはまることの多い人たち(私含む)には福音のごとく受け入れられた感があります。ただ昨今はこの概念が間違った方向にも広まってしまっていて、本来当てはまらないケースまでHSPと言っていたり、また一種の疑似科学として扱われていることもあるようです。

本自体は自分が興味があることなので楽しく読めました。後半なんかスピリチュアルな話になっていったのには「???」となりましたが、あまりすべてを鵜呑みにはせずに「まあそういうこともあるかもね?」くらいの距離で見ておくのがよろしいかと。

物語と違い、こういう実用書は自分の興味がない分野は全く面白くないと思います。逆に興味がある分野なら多少難しかろうがなんだろうが読めるのではないでしょうか。フィクションが苦手な人は自分の興味のある実用書やノンフィクションを読むほうが苦痛にならなくてよいと思います。

以上、「The Highly Sensitive Person」でした。

次は「Into the Magic Shop」瞑想で人生の成功をつかんだ医師の話です。

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