熊襲の穴(くまそのあな)への行き方【古代の洞窟】
熊襲の穴(くまそのあな)は、弥生時代の洞窟です。
『古事記』や『日本書紀』に登場するクマソ族の首領・川上梟帥(カワカミタケル)が住んでいたといわれています。
鹿児島空港から車で20~30分ほど移動した、妙見(みょうけん)にあります。
駐車場入り口は国道223号から急な坂を登ったところです。
洞窟は山道の階段を7~10分ほど登ったところにあり、入り口に電気を灯すスイッチがあります。
(登りは急なので、思ったよりも疲れるかもしれません)
洞窟の入り口は、しゃがんで入るほど狭いですが中に入ると広く、壁には芸術家である竹道久さんのアートが描かれています。
洞窟内は外よりかなり温かく、湿度も高く感じます。
高い位置にあるのに不思議です。
僕は近くに実家があるので、この洞窟へは5~6回くらい入ったことがあります。
なぜか、入る瞬間に、
「もしかして、中にクマがいたらどうしよう」
と、いつも脳裏に一瞬よぎります。
この地域でクマが出た話は、生まれて一度も聞いたことがありません。
でも、まさかの今日にかぎって「初のクマ出没に自分が出くわすのではないか?」と想像してしまうのですよね。
洞窟の名前が連想させるのかもしれません。
年中無休で、いつでも観光できますが、夜は道中が暗いので日中に訪れるのをおすすめします。
住所
鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4381-1
国道223号から駐車場への入り口
駐車場
山道の階段
洞窟入り口
洞窟内
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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