ある日、髪をピンクにしたくなった
髪色には割と無頓着な方で、
日本にいたときはあまり明るくできない職場環境だったし、
地毛の真っ黒だと重たくなるので、少し茶色っぽい感じでここ10年ほど生きてきた。
東南アジア圏に住み始めて1年とちょっと。
勇気を出してローカルの美容室にも何回か行ってみて(失敗ももちろんあって笑)、
ただそれでも髪色はあまり変えなかった。
それがなぜでしょう。
突然、ピンクにしたくなってしまって、たまらなくなったのね。
なぜですかね。
理由は結局わからないけど、きっと日本に帰っても、今後髪をブリーチしたりはしないだろうなと思って
思い切ってピンクにしてくださいと
拙い英語で頑張ってみた。
仕事が休みの日に美容院で4時間。
ブリーチは2回必要と言われた。
1回めのブリーチで全体がオレンジ色っぽくなって、
2回めのブリーチで真っ黄色になって、
その似合わなさがおかしかった。
さて、ピンクになったのかというと
ピンク色にはならなかった。
なぜかシルバー色に…
結構ね、ショックだった。
でも美容師さん良い人なの知ってるから怒れなくて、
なんかこう、おばあちゃんみたいになったなって、とぼとぼ帰った記憶がある。
でも意外とね、職場の人もシェアハウスの友達も、ポジティブなフィードバックをくれて
「その色もかわいいよ、似合ってるよ」って
ムスリムの方たちは髪色染めるのが禁じられているそうなんだけど、ムスリムの友達もみんな褒めてくれた。
周囲の人の温かさに気づけた。ほわほわ。
もちろん、思い通りの色ではなかったけど、シルバーも2,3 日したら愛着が湧いてきた。
一応、5日後にもう一度染めてもらって、かなり明るい茶色(ミルクティーカラーのような)になって、まあピンクじゃないけど、これもかわいいからいっかって。
髪2回もブリーチしたから、かなりトーンは明るい。
気持ちもだいぶ変わる。
なにか嫌なことあっても、鏡をみる度に、新しい自分がいて、「どうにかなるかなあ」と気持ちも少し前に進めるような…。
髪明るいし、大丈夫!って少し自信が出てくるような…。
髪を思い切って染めてみるのも良いものだな。
色落ちも楽しみつつ
また頑張っていこ : )
春ですし(住んでるところはずっと夏だけど)
気分変えていこ : )