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素人だから勝てた夏フェス。
2022年7月24日、初めての #夏フェス 『渋フェス』を開催しました!!
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イベント企画・運営もしているエンタメユニット・渋沢内閣!
ずっとやりたいって言っていたのですが、コロナもあったりで、やろうって決めてから3年越し、念願の開催となりました。
今回の渋フェスのコンセプトは歌う!踊る!作る!
これは運営のコンセプトではなく、チケットを買ってくれる人たちへのコンセプトとして発表させて頂きました。
というのは、チケットを買ってくれた人が毎週ダンスレッスンに参加してステージに上がってダンスをします!
チケットを買ってくれた人がバンドメンバーとなってステージに上がって楽器を演奏します。
チケットを買ってくれた人が当日ステージスタッフとしてメンバーをサポートします。
このチケットを買ってくれた人と言うのは、決してそういう活動をしていたりする人たちではありません。
いつも私たちの芸能活動をファンとして応援してくれている、
ダンスなんてやったことない!絶対に出来ない!と豪語していた会社員さん。
楽器は好きで昔少しバンドやったことあるけど、もう何十年もひいてないよ~っていう会社員さん。
仕事が忙しくて練習に参加出来ないって言っていた多忙な会社員さん。
基本、今は会社員として普通に働いている方がステージで歌う!踊る!作る!と言う企画でした!!
最初は恥ずかしさもあったりで、なかなか一緒に踊ってくれなかったりもしたんだけど、一緒にやってみようって練習していると、なんでこれが出来ないんだろう…って悔しくなったり、誰々さんよりうまくなりたい!って熱くなったり、もっと出番欲しいって人のパートも振りも練習し始めたり。
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普段はタレントになりたいとか、役者になりたいって言う人たちと接することが多いのですが、今回はそんな人たちと渋フェスを作り上げたことですごく沢山の学びがありました。
まずはなんで自分がステージにあがるの!?って0からのスタート。
そしてとりあえずちょっとだけ一緒に踊ってみよう?って踊ってみて、せっかくだから一緒にステージあがろう?ってなって、
そこからはこちらからじゃなくて、自分から家で練習したって声が聞こえてきたり、ここわからないんだけどって質問されたり、わかりやすいようにテキストにしたよってデータくれたり、仕事で行けないって言ってたのに、練習時間30分前に汗だくで駆けつけて練習に参加してくれたり。
そして表情もいやいやで曇っていたのに、楽しいって笑顔になったり、出来なくて悔しいって泣きそうになってなり、本番前日は緊張して眠れなくて朝方まで練習したって寝てないのにめちゃくちゃキラキラの笑顔で報告してくれたり。
本当にプロとして素晴らしい舞台を作っている方はたくさんいます。
でも学芸会に勝てる作品は絶対にないって思っています。
その人たちのバックボーンを知っているストーリーには絶対に勝てない。
そしてどんなに下手だったとしても、初舞台には他にはない感動がある。
何年も前に大好きな楽器を捨てて、仕事を選び、何十年ぶりにステージに立つというストーリー。
引っ込み思案って出会った時は会話もあんまり出来ない大人しいタイプだったのに、ステージでコミカルな動きに一生懸命に取り組んでいるストーリー。
踊れないのが悔しくて、恥ずかしくてやっぱり出ないって言ったけど、一緒に頑張ろうってメンバーが言ってくれて、ステージに笑顔で立っているストーリー。
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本番のみんなの顔は本当にキラキラしてて、この人ってこんな顔出来るんだって思ったり、この渋フェスを成功させようって当日もこれやった?って運営のもれをサポートしてくれたり、初めてのことで会場のスタッフさんに怒られながらも一生懸命設営してくれたり、本番まで俺はステージに立たないっていっていた人がステージに上がって踊ってくれたり。
そしてこの渋フェスは普段一緒に活動している役者さんやダンサーさん、バンドマンさんなどもいたのですが、俺はプロだからってことは一切なくて、自然とここは自分がサポートしなきゃとか、このままだと普通の会社員さんにくわれる!っていつもよりいいパフォーマンスに繋がったり、今後こうゆうエンタメに関わって行く中で絶対にプラスになる学びを多く頂いた渋フェスとなりました。
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普段関わることのない人たちが一緒になって取り組んだ1ケ月。
素人にダンスを教える大変さ。
素人と一つのバンドを成立させる大変さ。
素人を素人としてではなく、一緒にステージを作っているメンバーとしてステージに立とうとする大変さ。
私たちの取り組みを
ついに素人ステージに上げるとか言い出したってバカにした人もいた。
素人をステージにあげるなんて無謀だって飽きれる人もいた。
絶対にこのイベントは成功しないって言いきった人もいました。
でもいつも一緒にいるみんなとのステージが絶対に笑顔でいっぱいの最高のイベントになると信じて戦った1ケ月。
私たちの想像をはるかに超える最高の渋フェスが完成しました。
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何だかわからないけど連れて来られたっていうお客さんが最高に面白かったって言って帰ってくれた。
色々なイベントを見ているっていうお客さんが、本当にすごい作品を見せられたって笑顔で帰ってくれた。
素人さんを指さして、あの人すごいいいってファンになって帰ってくれた。
本当にかけがえのないイベントになりました。
これから毎年開催していけたらいいな!!
そして来年はもっとたくさんの人ともっと色んなことに挑戦出来たらいいなっ!!
そうみんなが思わせてくれました。
参加してくれた皆さん。
本当にありがとうございました!!
また一緒にエンタメを作りましょう!!!!
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エンターテイメンター・渋沢内閣
官房長官 佐藤万葉子