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正義の鉄拳を食らわせたい!
底意地悪く、仕事もできないのにプライドだけは高くてマウントを取ってくるヤツが嫌だ。
法も規制もないなら殴りたい!
でも、残念なことに外資系に勤める日本人にはそんなやつが多いのも事実。
私は前職では外資系機械メーカーの営業事務をしており、その会社の営業担当だった男性(同い年・既婚者・一児の父)が私が殴りたい相手だ。
彼と一緒に働いた2年間で彼のデリカシーのない言動をこれでもかと目撃し、その被害にあってきた。
今回は私がヤツを殴りたくなったエピソードをいくつか紹介したい。私のネガティブな思い出の昇華にどうぞ付き合ってください!
「出身大学は世界大学ランキングで何位?」
営業担当:「みさきさんの出身大学ってどこ?いまさ〜、世界大学ランキング見てるんだけど、俺の大学は125位なんだよね〜」
私:「〇〇大学です」
営業担当:「ランキングには入ってないね~」
私:「……」
なんのマウントですか?
そもそも入社直後の社員に振る話題なんでしょうか?
あなたの大学がランキングに入っている・いない以前にあなたに対して仕事ができると思ったことは一度もありませんが??
「60歳まで働いてる人にはなりたくない」
彼は60歳になるころにはアーリーリタイアしたいそうで、聞いてもいないのにその夢を語ってきた。将来はマンションの管理人か何かをしてのんびり過ごしたいそうだ。
営業担当:「60歳過ぎても働いてるっていやじゃない?そんな歳でも働いてるってさ~、かわいそうだよね」
私:「……」
(うちの両親は二人とも70歳近いですがまだ働いてますよ。自営業は年金も少ないから、働けるうちは働かないと暮らしていけなんです)
喉まで出かかったが何も言わなかった。
あなたには関係ない話でしょうね。年収1500万、品川区に億ションを購入、一人息子を小学校5年生でイギリスのボーディングスクールに行かせているのですよね?
ですが、いい機会なので教えてあげましょう。
みんながみんな、あなたと同じような経済状況ではありません。
あなたは自分より所得の低い人達を憐れむような発言をしていますが、英語が話せる「だけ」で、大して仕事もできないのに年収1500万も貰っている会社員のあなたより、自営業で汗水たらして私たち3人姉弟を育ててくれた両親を私は尊敬しています。
「気持ち悪いじゃん、コロナかもしれない人と同じ空間にいるの」
2020年年始、私は実家に帰省し、弟夫婦と姪っ子、両親らと正月休みを楽しんだ。
東京に戻ってきた翌日会社に出社したが、その日の夜に母からの電話で、なんと弟の奥さんのお母様のコロナ感染が発覚したと告げられたのだ。
今でこそ季節性の感染症扱いのコロナだが、当時はまだ恐怖の病という扱いで、コロナ感染者に対する偏見もあった。
そんな折に義理妹のお母様のコロナ感染。私たち家族は直接お母様と接触がなかった。でも、義理妹は私たちと会食する前日までお母様と一緒に過ごしていたため感染の可能性があった。つまり、間接的に私たちにも感染の可能性が及んでいたわけだ。
翌日出社し、私は万が一を考え在宅勤務にさせてほしいと会社に願い出た。希望は受理され、そこから2週間ほど在宅勤務をすることになったが、次に出社したときに営業担当は不機嫌そうな顔で、
「あの日の夜はかみさんから寝室を追い出されリビングで寝ました」
と嫌みったらしくいってきた。冷たいまなざしで私を見ながら。私はその不機嫌そうな表情と口調、嫌味を含んだ発言にとても傷ついた。
さらに後日、彼は私にこう言ってきた。
「みさきさんさ~、ありがとね、自主的に在宅勤務を選んでくれて。だってさ〜、気持ち悪いじゃん。コロナかもしれない人と同じ空間にいるの」
き・も・ち・わ・る・い
人生で初めて言われたこの言葉。私は人に対して使ったことはない。その言葉を彼は私に向けて発した。
どこまでもデリカシーのない人なのでしょうね。怒りに加えて、哀れみすら覚えます。殴っても、直らないと思いますがでも一回思いっきり殴らせてほしいです。
ーーー
結局私は、これ以上この人と働くのは無理だと判断し、2年でこの会社を去る決断をした。
耐えようと思えば耐えられたし、距離を保ちながらならやっていけたのかもしれないが、ずっとモヤモヤしながら過ごすのは違うと思ったからだ。
こういう人は、たとえ私が正義の鉄拳を食らわせても一生変わることはないだろう。それならば、去るまでだ。
この方は取引先の商社の担当や、経理関係を委託している会社への態度も目に余るところがあり、私が目撃してきた彼の悪行は全て辞める前にHRに報告した。
今もあの会社に在籍しているか知らないが、どこにいたとしても今も誰かを傷つけながら生きているのだろう。
最後にもう一回言わせほしい。
一回殴らせろ!
以上、#ホントに殴りたいヤツ列伝 でした!
#あの時はそんな気分でした
#振り返りnote