豆花と、かさ増しのプロ
アジアンスーパーに行くと、量り売りの惣菜売り場がある。大抵、中華が山盛り。私はその光景がとっても好きだ。
スーパーには、既にパック詰めされたお惣菜もたくさん。スシやおにぎりも並ぶ。
私のお気に入りは豆花。
(料理ではなく、デザートなのだが)あのスーパーで断トツ一位。美味しい。お豆腐風のほんのり甘いスイーツ。お豆腐風というより、ほんのり甘い豆乳を茶碗蒸し風にした、という方が味のニュアンスが近いかもしれない。
台北の街角では、ピーナツ+シロップや、その他のトッピングが選べたりする。中華料理屋さんで、生姜のとろみ餡(ピリッと辛い)がかかる場合もあるが、私は甘いシロップ派。生姜の方だと、ガッカリ感が強い。
スーパーでパックの豆花を買うと、大抵少しチンして、ほふほふ食べる。最高。暑い夏は、冷蔵庫からそのまま冷んやりしたものを頂く。
小さなパックなので、一回で食べられてしまう量なのだが、大抵3回程に分けて大事に食べる。ピーナッツのソースが恋しくて、ピーナッツバターを入れてみたら意外にそれっぽくなったので、時々それで食べている。
ちなみに台湾生まれのパートナーには、ドン引きされている。「邪道」らしい。
昨晩はその、テイクアウトした中華料理を美味しく頂いた。昨日の残りを野菜+卵でかさ増しした今日の夕食。「足りるかな」と盛り盛りにしたら、多すぎた。
大抵、出来合いのお料理は私の口には少し濃いので、かさ増しした次の日が結構好きでもある。野菜も大好きなので、外食ならではの「肉!魚!」みたいなのから、少しバージョンアップ出来るのが良い。
そして、たっぷりのソースに野菜が絡むのも最高だ。隈なく頂く裏ワザの様な気持ち。
私はかさ増しのプロかもしれない。(いや、作りすぎているが)