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パパはイギリスで育休をとったよ。
読者のみなさま、お久しぶりです、こおるかもです。
先日、無事にパパになりました。父、ダディ、Father.
それで、2週間の育休をいただいていましたので、せっかくなのでこの機会は家族の時間をゆっくり過ごそうと思い、noteの執筆もストップしておりました。
これからまた執筆を再開したいと思っていますが、やっぱり子育ては非常に大変そうだということがわかってきたので、あまり無理せずにやりたいと思います。今妻と子供が寝たので、ソッコーで書いています。
とりあえず、記憶が鮮明なうちに、出産前後のことを自分の思い出として書いていきたいと思っています。
今日は育休中の過ごし方について。
まず、育休は会社のマネージャーから絶対に取れと言われて、ありがたく取らせていただきました。60人くらいのまだまだ小さな会社なのに、みんなおめでとうと言って励ましてくれました。そして昨日2週間ぶりに出社したのですが、そのときもI missed you.と言ってくれました。とても嬉しかったです。
ついでに標題の写真の花束も会社から送られてきました。仕事もがんばろうと思えますよね。
そして、出産のための入院当日から2週間の育休に入りました。その次の日の早朝に無事に生まれて、その日は一日入院。そして翌日に母子ともに退院しました。
イギリスでは、基本的に母子に問題がなければ、出産の翌日に帰宅させられるのが一般的だそうです。最初はマジかよと、妻共々思っていましたが、病院だとピコンピコンうるさいし、食事もそんなに美味しくないので、結果的に帰れて良かったと思っています。
そして帰宅後は、ちょうどその日に合わせてイギリスまで来てくれていた妻の家族(父母弟)が出迎えてくれて、そこから一週間、赤ちゃんと妻の面倒を一緒に見てくれました。
ついでに妻の家族をオックスフォード観光に連れて行ったりして、一応婿としての務めも果たしつつ。。。(別記事で紹介予定)
そんなこんなで一週間が経ち、ご家族が帰ったあと、病院や役所へのアポイント祭りが始まりました。
これがかなりすごかった。
まず、出産した病院から連絡が来て、その病院とは別の、助産院やファミリーセンターなる場所(まだ行ったことない、割りと遠いところ)に、勝手に平日の日中にアポイントが入れられていきました。(この時点で僕が育休取ってなかったら絶対に詰んでいた)
そしてそこまで赤ちゃんを連れて行って、いろいろな検査をしたり、今後どういうプロセスで定期検診をするのかという説明を受けました。それも、今までお世話になった助産院の先生ではないので、なんだか不安だなぁと思いつつ、とりあえず指示に従っていきました。
今後、助産院、ファミリーセンター、GP(かかりつけ医)、出産した大学病院、訪問ケアサービス、と、累計5箇所くらいの別々の組織と連絡を取り合いながらやっていく必要があるみたいです。えぐい。でも、全部NHSという国民保険でカバーされるので、完全無料なのが救いです。
また、それと並行して、イギリスの出生届や、補助金の申請、そして日本の大使館への申請などの役所系の手続きもしなくてはいけなかったのですが、結局育休期間中にできたのはイギリスの出生届だけでした。
というのも、出生届を出す役所が、オックスフォード州にいくつかあるのですが、どれも数日以内に取れるようなアポイントの枠がなく、とりあえず一番直近の候補日を選んだものの、それがオックスフォード市内の平日早朝の枠で、当日行ってみたら朝の大渋滞に巻き込まれて遅刻してしまい、無惨にもアポイントが却下され、泣く泣く別日に車で1時間かかる場所にもう一度アポイントを取って、なんとか育休が終わるギリギリで申請ができた、という次第でした。
というわけで、日中はひたすら色んなところを車で移動して、夕方以降は家族でのんびり過ごしました。
家では、幸い(?)思っていたほど夜泣きもしないので、赤ちゃんを寝かしつけながら妻と映画(風立ちぬ、ナイトミュージアム、神々の山嶺、コード・ブルー、天気の子)を観たり、実は、こおるかもは大の野球ファン&ヤクルトファンなので、WBCを全試合フルで観たりと、充実しました。(ヤクルト侍みんながんばってくれて嬉しい!)
さらに、この期間中に、結婚式&翌日渡英というハチャメチャな計画を完遂してからちょうど一年が経ったという記念日もあったので、そのお祝いをしました。イギリス生活=新婚生活の1年を振り返って、本当に、マジで、心から、イギリスに来てよかったと思っています。(それも別記事で書きたいと思います)
さらにさらに嬉しいことに、普段関っているイギリスの現地のコミュニティで、友人たちがぼくたちのことをサポートしようと、1週間持ち回りで各家庭の手作り夕食をデリバリーしてくれるという素敵すぎるサポートまでいただいて、今週は毎日イギリスの家庭料理を満喫させていただています。
もちろん、子供の毎日のちょっとした変化にもきゃっきゃしながら、妻と子育て1年生をがんばっております。楽しいけど今後は大変そうです。
そんなわけで、これでもか!っていうくらい幸せな育休をパパは過ごしました。会社、家族、友人、イギリスの社会インフラ等々に感謝でいっぱいです。
これから仕事も気合を入れて頑張っていこうと思います。
それでは、また。